山歩き記録
きっかけ
私自身は、小学校1年の頃から何度か「自宅から六甲山最高峰まで東六甲縦走路に横入りして4時間のコース」等に連れて行かれていたのを、いい思い出にしています。家内も家内で車で数十分の金剛山登山口から何度も登っていたそうです。それが、濃尾平野に繋がる西三河の平野部に居を構えると、家族ハイキング向きの場所が近くに見当たらず、上の子が4年生になるまで「家族ハイキング」は実施できていませんでした。
というところで、家内が家内の友人とそれぞれ子連れで、キッザニアとユニバーサルスタジオジャパンとに行く機会があり、それはそれで楽しんできたらしいのですが、「こういう出来合いの遊びだけでいいのだろうか」とも思ったのだそうで、愛知県内の手頃な山を物色し始めました。私も、どうせ行くなら、・趣きと・程よい登り甲斐と・達成感がある山がいい、と口を挟んだりした結果、4月28日の第1回目は、奥三河の平山明神山ときまりました。
準備する間に家内との認識のずれが気になりました。金剛山と生駒山と伊吹山しか登ったことのなかった家内は、山道に入ると次々登山者とすれ違うものだと思っていたようです。六甲山でもそんなものですが、私は東京に居た時に、本仁田山、御前山、川乗山といった奥多摩でも比較的手頃な山をデートを兼ねて登っていて、比較的名のある山でもそうそう登山者とすれ違うものではない、と承知していました。まして、登山口までの足が不便かつ選択肢はやたらと多い奥三河です。平山明神山の山中で3組のパーティーと出会えたら多い方だろ、と予想していて、実際には2組しか出会いませんでした。「山頂でラーメンも売っていた金剛山は、山の中のディズニーランドだった」が、認識を改めた家内の感想でした。