1.平山明神山(ひらやまみょうじんやま)(2013.04.28)) 参考サイトはこちら
親頁に書いたような事情から、家内がネットで調べて選定したこの山、奥三河の中でもかなり奥の方です。車で佐久間から奥三河を抜けてきたことはあったのですが、助手席で目をつぶっていた家内に距離感はなかったようで。。。ただし、新東名と三遠南信自動車道が出来たお陰で、鳳来峡ICまでは事実上高速道路で行けて、登山口までの地道は20kmほどのようなので、運転はそれ程きつくないだろう、と予想しました。
山はそれなりに険しそうですが、小学校低学年でも可となっています。前日にガイドブックを購入し、1:25,000の地図はプリントアウトして、4人分の軍手も揃えて、ナビに登山口の場所を目的地設定し、磁石とかまともな靴とかありませんが、準備完了としました。
当日は、結果的に我が家の太陽光発電が昨年6月の設置以来の最高値55kWhを記録した、雲一つ無い晴天となりました。家を8時過ぎに出発、伊勢湾岸自動車道から東名に乗ります。ナビを更新していないので、地道に出るまではナビの音声案内を止めておきます。平日休日を問わずの渋滞の名所だった豊田JCTは、岡崎方面の暫定3車線化(路肩をつぶした)の効果があり、順調に流れましたが、3車線の終わる美合PAの手前で少々渋滞、2車線区間に入ってからはまた順調に流れました。三ケ日JCTから片側2車線の新東名、浜松いなさJCTから片側1車線の三遠南信自動車道、どちらも新しく奇麗な道で空いていました。
鳳来峡ICで地道に降り、ナビの案内を再開させます。目的地まで直線11kmですが道なりで26kmあるようです。R151は地方の幹線道路という感じですが、R473に入ると大きな車が来たらムリ、という区間が頻発します。幸い往復ともムリな場所で大きな車に出くわすことはありませんでした。
登山口へはR473からさらに狭い道に鋭角にターンして入るのですが、往復とも切り返しを強いられました。
あれやこれやで10時35分頃登山口に到着しました。
ぶれてますが、山頂まで1.1kmとあります。但し標高差が420mあります。
行っていいよ、というと、なんと2年生の次男が走っていきます。さすがは初心者です。勿論すぐにバテました。お陰で付き合わされた大人も大分体力を消耗したようです。最初は斜面をジグザグに上がります。杉(だと思う)の植林の、真っ直ぐではとても登れない急斜面です。
中間点にベンチがあるのですが、その中間点の遥か手前から何度も休憩する羽目になりました。その途中で、3人組のパーティーに先に行っていただきました。
ようやく中間点につきました。その場にあった岩をサメに見立てて次男がはしゃいでおります。
まだ先は長いか、と思いましたが、意外と早く「夫婦岩」分岐に着いた(休憩で回復した?)ので、行ってみました。
切り立った巨岩の間に人が通れる隙間があり、その先まで行くと眼下に展望が広がります。なかなか凄いものです。
元の道に戻ると、さらに一段と大きな巨岩が見えます。その天辺が頂上になっています。
(帰路に撮影)
隣の「大鈴山」に連なる尾根に出て右に曲がり、頂上エリアに到着です。次の分岐を左に行くと「西の覗き」です。
写真では分かりませんが、落ちたら到底助かりそうもない高さです。雲一つ無い晴天で写真は白飛びしまくっています。
(上の画像もγ値を少々修正済み)
分岐まで戻り、頂上に行く前に左に逸れて「東の覗き」です。
方角は違うのですが、「西の覗き」に準じます。
ガイドブックにあるとおり、頂上には眺望はありません。ガイドブックに従って南側に少し降りた「小鷹大明神」を祭ってある場所で弁当にしました。
戻る途中で、もう一組のパーティーが山頂に登って来ました。
帰りは来た道を降りるのですが、次男が何度も滑っていました。さすが足の運びも初心者です。
ガイドブックの標準時間が3時間10分のところを、休憩と昼食を含んで4時間でしたから、小学校低学年連れとしてはまずまず、というより速すぎたのかもしれません。車も来た道を帰り、今度は渋滞発生前に岡崎を通過できて丁度2時間で家まで帰り着きました。
・渋滞に会わなくても登山口まで2時間というのは、ちょっと遠すぎました。
・結果的に2年生が無事登って降りられましたが、初めて行くには険しすぎて立派過ぎる山でした。
次は、多少趣きに乏しくとも、標高が低くとも、もう少し近いところをガイドブックから選定して行くつもりです。