35.平山明神山2(ひらやまみょうじんやま)(2016.05.01)   参考サイトはこちら

本年初の山歩きは、3年前の第1回で登った平山明神山にしました。第1回にはバテバテで登った山に、どのくらいすんなり登れるのか確かめたいというのが家内の希望でした。新東名の豊田JCTー浜松いなさJCT間がようやく開通したので、大分楽にいけます。登山口まで片道1時間半、山登りは昼食休憩含めて往復4時間、しめて7時間で行って帰ってこれるかな?という皮算用でした。

当日は、第1回ほどではないにしろ、十分いい天気でした。犬の散歩を済ませて8:30出発目標のところ、8:45くらいになりました。伊勢湾岸自動車道から東名に乗らずに豊田JCTを直進して、豊田東JCTまでは東海環状自動車道として通っていたところで、ここを直進するところから新しい道になります。

ナビには載っていないのですが、最近のナビは道なき道を走っているときには大人しくするよう改善されたようです。GW中の天気の良い日の、朝の混みそうな時間帯でもまったく渋滞しなかったのは助かりました。時速120km設計だということですが、道幅などあまり余裕は無いように感じました。新城インターで降りて(右、9:44)、ナビに言われるがままに一旦田口を目指します。

途中いつの間にか、本長篠−田口を結ぶバスで見たことのある車窓になってきました。田口のバス停、東海自然歩道との接点などもしっかり見て、さらに先に進みます。ナビが堤石トンネルを抜けるR473旧道を指示していたのに、岩古谷トンネルを抜ける新道に入ってしまいました(現地の「道なり」は新道の方になるが、ナビは道なり=旧道と思っていて何も言わなかった?)が、トンネルを抜けた先から一気に標高を上げて旧道に復帰、登山口への道の入口は3年前と同じく往復とも切り返しました。

登山口到着が10:40頃ですから、家から2時間くらいかかっています。周りに車が2台は見えました。10:45に準備完了して出発(下左)、3年前にはいきなり次男が走り出したところです。今回は、パパのペースが一番がいいから、と言われて私が先頭になりました。「山の神様」の分岐を安定したペースで越えていきます(下右、10:51)

と、いきなりこの日のハイライト! カモシカが見えました。しょぼい下画像は、これでも一番まともにとれた一枚です(10:57)。

この前後で下山してきた男性とすれ違いました。この個体には気づかなかったようですが、「カモシカなら時々見かけるよ」とのことでした。

別の年配の3人組を抜いて、ベンチで小休止としました。ガイドブックによっては中間点とされていますが、中間よりは大分標高の高いところのようです。その場にあった岩をサメに見立てて喜んでいたことを次男は覚えていなかったのですが、教えてやると今回も同じ要領で、はしゃいでいました(下左、11:29)。

ベンチから割とすぐに「夫婦岩」分岐です。前回この「夫婦岩」が上手く写せなかった、と思っていたので、今回は何とかしてやろうと思っていたのですが・・・何とも上手く写せない場所でした。まず、巨岩の隙間に入っていくところを写そうとすると大逆光です(上右、11:42)

岩の隙間を抜けた先の、下の景色が凄いのですが、どうにもカメラには収まらないので、遠景の三瀬明神山でお茶を濁すのみ(下左、11:45)。巨岩の隙間から戻るところを写そうとしても、カメラが引けないので岩の大きさが伝わりません(下右、11:46)。

この山に来たなら、是非立ち寄っていただきたいポイントなのですが、その素晴らしさは現地にて確認ください・・・。

この「夫婦岩」往復の際に年配男性10名くらいの集団とすれ違いました。もう少し登ると隣の「大鈴山」に連なる尾根に出て右に曲がり、頂上エリアに到着です。次の分岐を左に行くと「西の覗き」です。下画像は下手なパノラマ(12:10)、クリックで拡大します。左に一番近く見ているのが大鈴山です。近くに見えますがコースタイムでは往復3時間掛かることになっています。

画像では分かりませんが、足元は、落ちたら到底助かりそうもない高さです。

分岐まで戻り、頂上に行く前に左に逸れて「東の覗き」です(下左、12:17)。「西の覗き」に比べると、木に遮られるところが多くなっています。

上右画像の右の方、枝と枝の間から三瀬明神山のフタコブがぎりぎり見えています(12:17)。

少なくとも二組は頂上の方に行っていそうだったので、「東の覗き」の手前で昼食にしました。
先に弁当を食べながら(下左、12:21)・・

並行して沸かしていた湯で作ったカップ麺で締めます(上右、12:38)

食べ終わった後、眺望の無い頂上へ(下、12:56)

この後、3年前に弁当を食べた「小鷹大明神」まで降りると、年配三人組が撮影タイムでした。花の名前を教えてもらったりしながら我々も暫く風景を眺めて居たのですが、画像はありません。その後も頂上経由で14:03に登山口に下りるまで一切画像なしです。

出発が遅れたのと登山口までのアプローチが長く掛かったのを、ガイドブックのコースタイムより随分速く歩いて取り返したのですが、帰りの車が行きと同じく2時間掛かってしまいました。田口を通る道が今一つのように思えたので、三遠南信道の鳳来峡ICを目指したのですが、これは失敗、すれ違えるだけの幅員のないR473を長く走って、しかも遠回り、となるくらいなら、行きに通った道の方がマシでした。

・3年前には大変な思いをした山に、軽々と登ることが出来ました。
・とは言っても、かなり険しい山です。初心者ファミリーが第1回目に登る山に選ぶにはレベル高すぎです。
・新東名が出来て便利になりました。何故だか余り感動はしなかったのですが・・

 

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