愛知県碧南市 いつしかあなたも迷い込む 碧南の不思議な話を紹介
<碧南市に昔より伝わる民話を紹介。消えゆく民話を再び語り継ぐ。ぜひとも「自分のまちに伝わる民話」を伝えていこう。実際に民話の舞台となった場所を歩いてみる。面白い発見にいつしか民話の世界へと迷い込む自分。また、現代に潜む不思議な話も紹介> 「おばあさんから孫へ…」と口伝えに語り継がれてきた話。 核家族化が進み、連綿と伝承されてきた昔話も今は知る人が少なくなった。 いつしか住宅地へと開発され、民話の舞台となった風景も消えていく。 このまま行けば、たんなる図書館の一冊だけの世界となってしまう。 そこで私は「伝えていこう!わたしのまちの民話」を展開する。第一弾としてここに「碧南の民話」を紹介してみた。 実際に舞台となった現地へ出向き、話の筋を追う。物語として終えるだけでなく、自分の目で確かめてみたかったからである。 他にも私の知る不思議な話を載せてみた。信憑性はともかく、碧南の不思議な世界を楽しんでみては?
<東浦のお不動さん>竹藪から発見されたお不動さん。不徳な者に盗まれ、姿はなくても東浦を守る。■『東浦のお不動さん』へ
<十三塚>信長の初陣は悲惨な結果に。討ち死にした者の魂は、毎夜迷い続け、大浜の人々を恐怖を与えた。■『十三塚』へ
<日限地蔵>母親は足の不自由な息子を背負い大浜へ。苦難の末、日限地蔵に。母子の愛・そして奇跡。■『日限地蔵』へ
<陣屋の狐>大浜陣屋では、皆に可愛がられた一匹の狐がいた。ある日、狐はお侍さんについて行くが…。■『陣屋の狐』へ
<お初池>故郷の池に一人の娘が身を投げた。可哀想に思った村人達はその池を”お初池”と呼ぶように。■『おはつ池』へ
<竜宮の松>大晦日の夜、海の向こうから赤い火の玉。老松下で消失。祟りを知らぬ村民は大変なことに!■『竜宮の松』へ
<心の釣り糸>男と男の友情。海に沈んだ友を探す。ただ頼れるのは心許ない一本の釣り糸のみ!■『心の釣り糸』へ
<明光寺>大浜下地区にある妻薬師。六地蔵の灯籠下には明光寺と刻まれた水鉢が!妻薬師の謎に迫る。■『明光寺』へ
<大発見!巨大石垣群出現!>出現する石垣群。城壁か?想像を遙かに超える事に!■『大発見!巨大石垣群出現!』へ
<指は誰のものか>一枚岩に刻まれたお地蔵様。左端には、お地蔵様とは別の指の存在。誰?■『指は誰のものか』へ
< text • photo by heboto >