■ Natural Drift
My Garage 歴代の四輪駆動車
  




謎のDIESEL黒煙軍団
 …とは?(笑)


80年代中頃、第一次四駆ブーム。

互いに見ず知らずの四駆乗り同士が、公道ですれ違うたびに手を上げたりして挨拶を交わせた時代。

不整地でスタックするなら、頼んでもいないのに近寄って来てウインチやロープで助け合っていた。

他人の不幸(スタック)が楽しくて仕方なかった。

それを引っ張り出すのも楽しくて仕方なかった。

仲間で遊んでいると、何処からともなく別の四駆乗りがやって来て、気が付けば同じコースを一緒に回っていた。

四駆に乗ってて良かったなぁ…と実感できた、良き時代だった。

俗に”RV”と呼ばれ始めたあの時代。

時は流れて、いつしかRVは死語となり、SUVという言葉にとって代わるようになった…

でも、そんな時代を経験したジジイ四駆乗りたちが本当に求めているのはSUVだろうか?

少なくとも私は違うような気がするなぁ…。

乗り心地は悪く、煩く、トラック臭がプンプンする内装。快適という言葉からは程遠い、変態好みの車。

それらを駆って山へ出かけることに悦びを感じた。


事実上、有料コース以外立ち入り禁止エリアが増えてしまい、

大っぴらに乗り入れる場所は少なくなってしまった現在、

クロスカントリービークルの必要性は無くなってしまったかもしれないが、

コイツら長年乗り継いできた相棒を、いざ手放してしまうとやはり淋しい。

ジムニーJA11Vがナンバー付きのまま、検切れで庭に放ってあるのがせめてもの救い。

また時期をみて車検を受けて活かしてやろうと思う。

そしてまた、遙か昔に無くした少年の心を拾い集める旅に出たいと思う。


--- 2022年 夏




最近気になるのは、

スペアタイヤを降ろした四駆をよく見かける。特にジムニー。

カッコよく武装してるけど、背中を見たら「あらららら…スペアタイヤが無い…」(^^;)

私はスペアタイヤを背負ってこそが四輪駆動車のステイタスだと思っている。

それが嫌ならオフロード車なんて最初から買わなきゃいい。

それに「私は何処にも出かけません。オフロードなんて走ったことも無いし以ての外」と、

自ら表明しているようなもの。

スペアタイヤの無い不安と恐怖。即ちバースト=立ち往生。

それが分かってたら当然恐ろしくて出来ない行為だと思う。


最近の乗用車にはスペアタイヤが搭載されてない。

付属してるのは簡単なパンク修理キットだけだ。

私はかつて、傷んだ路面のアスファルトの穴にタイヤを落として

アスファルトでタイヤのサイドウォールを切るという事象に出くわした。

こうなると車載のパンク修理キットなんか糞の役にも立たない。

時はうっすら夕闇の中。

ハザードランプを点滅させ、ゆっくりと騙し騙し走行を続けた。

バコンバコンとゴムが揉まれる嫌な音がする。

何とか約7km程走り抜いたが、自宅まであと1.5km位いの所まで来て終に息絶えた。

この時、家には誰も居なかったので親戚を呼んで助け船になってもらい、

家から別の車で、サイズが一回り小さいが別のスペアタイヤを持って現場に戻った。

そしてヘッドライトで照らしながら何とかズタズタになったタイヤと交換した。

幸いにもこの時は相棒が居たので、2台の車に別れて何とか無事に生還することができた。

もし私一人だったら歩いて1.5kmを往復しなければならないところだった。(^^;)

こんな苦い経験からもスペアタイヤ無しなんてとても考えられない。

コストカットか軽量化か知らないが、望んでもいない変な装備を付けるくらいなら

スペアタイヤぐらい付けて欲しいものだ。最近の自動車メーカーの考えていることは全く以て理解不能だ。




 ダイハツ ラガー F-75V

 
本格的に渓流に通い出した頃、未舗装の林道を走る機会が

 多くなり、乗用車では腹を叩くことが多かった。 そこで

 車高が高く、雪道やぬかるみでも安心なオフロード四駆に

 替えた。そこまでは良かったのだが…。^^;

 何処でどう間違ったのか不整地走行という、良からぬ道に

 逸れてしまったのである。(笑)


    1985年1月〜1988年9月



  三菱 ジープ J53

 そんなことがあって、オフロード四駆の代名詞「ジープ」

 この頃になると、好きな釣りも放っておいてオフロードに

 明け暮れる。 毎週のように岐阜県某所に仲間と走りに行

 っていた。(笑)

 三菱さん、ターボディーゼル載せる暇があったら平成にも

 なろうかというこの時代、四輪ドラムブレーキは何とかな

 らないのか! 泥噛みや水濡れで片効きして危うく死ぬか

 と思った。(笑)

 

    1988年9月〜1990年3月


  日産 サファリ VR-Y60

 パジェロと迷った末にコイツ。「冒険王」のキャッチコピ

 ーと4.2Lのディーゼルは当時、あまりに衝撃的で負け

 た。 男なら一度はデカイ車に乗ってみたい…(笑)

 広いトレッドと重い車重は抜群の安定感。エアコン、パワ

 ーステアリング、パワーウインドは快適過ぎ。(笑)

 どうせなら、ということでグランロードです。



     1990年3月〜1995年3月

 トヨタ ランドクルーザー プラド KZJ-78G

 3Lターボディーゼルの走りの評判が良かったことから、

 サファリから乗り継ぐことにした。ターボということで登

 坂性能はサファリより快適。安定性はワイドで重心の低い

 サファリの方が上。ロングボディーでもホイールベースは

 短めで小回りは利く。 5MTで買ったため、走りは文句

 無しだが、ギヤー比は高く2速発進は無理。1速でもエン

 ジンを吹かし気味にしないとエンストする。(笑)

 

    1995年3月〜2007年2月(売却)


 スズキ ジムニー(1号機) JA11V

 遊ぶための車が欲しくなり中古でGetした。最初はシル

 バーであったが、横転歴2回、自分でエメラルドグリーン

 にペイントした。(笑) 2.5インチアップサスペンシ

 ョン、LSD …薬とちゃいまっせ。ギヤーダウン、イン

 ナーロールケージ、電動ウインチ等々、いろいろ弄り倒し

 たが、バッテリーを新品に交換したのにも関わらず突然セ

 ルが回らなくなることが度々あり、そろそろ引退かなぁ…

 と考えて現在は庭でナンバーを外され倉庫として第三の場

 で活躍する。(笑)そのうちパーツは全て移植される予定

 である。


    2006年7月〜2013年3月(廃車)


  スズキ ジムニー(2号機) JB23W


 プラドからバトンタッチでJB23W。JA11に比べた

 ら良く走り、快適で5MTだから燃費も良好。でもジムニ

 ーという観点から見たらジムニーじゃない。かと言って、

 乗用車か?と言えば乗用車になりきれていない。なんとも

 中途半端な感じだ。ノーマル時点はコーナリングでバウン

 ド喰らうとケツが振られるのが気になったが、サスペンシ

 ョン交換(2インチアップ)で改善され、その気になれば

 峠も攻められた。(笑) しかし、如何にせよ2ドア。メ

 インカーとしては不都合。家族からの不評もありソリオバ

 ンディッド(因みに四駆です)へバトンタッチとなった。


    2007年3月〜2014年9月(売却)



 スズキ ジムニー(3号機) JA11V

 車検が5か月残っている状態で8万円で手に入れた車。(笑)

 程度はこちらの方が良かったので、1号機を廃車してこち

 らへ引き継ぐ。前オーナーも釣りの足として乗っていたら

 しく、ノーマルで本格オフロード未使用車。 もう事実上

 有料のオフロードエリア以外では本領を発揮できる場所は

 無いし、快適じゃないから乗ることも少ないし、年間で3

 回くらいかな?、そのため検切れで庭に放置。(笑)税金

 がもったいないが、ナンバー付きだから活かそうと思えば

 いつでも可能な状態。


    2012年8月〜2018年12月検切れ

 
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