九重味淋




九重味淋の創業は石川八郎右衛門信敦が味淋製造を手掛けた安永
元年(1772年)とされ、みりん専業として国内で最も古い創業となります
以来、245年以上みりんの製造を続けています。

味淋は当初甘い飲むお酒として淋しい女性の為に作られました。その
ため、味淋の字は”淋しい”の字が使われたとの事です。江戸時代外食
産業の発展により うなぎ、そば等で調味料として使われ現在に至ります

   九重味淋HP

九重味淋大蔵 (国の登録有形文化財)
天明7年(1787)に鳴海の千代倉から移築されたものです。木造2階
建て、かわらぶきの土蔵造、味淋の基となる酒造りのための蔵です。、
内部は東端部を仕切る以外は1、2階とも広い空間で、外壁は黒塗の
押縁下見板で囲われています。味淋工場の象徴的建物となっています



九重味淋大蔵(国の登録有形文化財)


西方寺(左) と 九重味淋(右)


九重味淋より西方寺を臨む