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所長のコラムです。

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81.口から入れば食物、肌から入ればアレルゲン


 2026年8月31日に放映されたNHKの「フロンティアで会いましょう」(24)「アレルギーの謎を追え」でも改めて確認しましたが、「口から入れば食物、肌から入ればアレルゲン」の事実です。

 赤ちゃんの時は獲得免疫が未発達な状態なので何が外敵かはっきりしません。この状態で、食物として食べれば免疫は害が無いものと判断し、皮膚から入ると害のある物質(アレルゲン)と判断して記憶してしまうという事実です。赤ちゃんがよだれを出して湿疹等ができた状態で、食べ物が口からあふれて湿疹から体内に入ってしまうと食物では無くアレルゲンと判断してしまうことになります。このため湿疹ができたらワセリン等で蓋をして不必要なものが皮膚から入るのを防止する必要があるとのことです。

 お母さんが料理上手で小麦等の粉を扱う台所の空気が、赤ちゃんのいる部屋に入ると赤ちゃんの湿疹のある肌に触れることにより小麦アレルギーになることが想像されます。卵は粉になって飛ばないので、卵の入ったボーロを食べているときに皮膚との接触でアレルギーになることが推定できます。

 肉屋、パン屋、ケーキ屋で店員さんが手袋をしているのをよく見かけますが、これは、お客の食中毒の防止だけでなく、店員がアレルギーを発症することを防止していることが知られているためです。クラゲの毒が納豆のネバネバのタンパク質と同じため、サーファーが納豆アレルギーになりやすいことも知られています。

 花粉の舞う季節に湿疹や傷口があるとそこから花粉が体内に入ってアレルゲンとなることが予想されます。私がひどいスギ花粉症なのは幼少期・少年期に2月から3月の寒い時期でも裸足で過ごすことが多く、足の指にあかぎれを頻繁に発生していたので、大量のスギ花粉が傷口から体内に入っていたことでひどい花粉症の説明できることになります。

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2026年09月21日

80.赤ちゃん用ボイスキャンセリングスピーカー

 

 2026年8月28日に映画「8番出口」がテレビで放映されました。最初の部分で地下鉄に乗っている母親が抱いている赤ちゃんが大声を出して泣いており、前に居た男がそのことに怒鳴っているシーンから始まります。

 主人公はノイズキャンセリングイヤホンを外して初めて赤ちゃんが泣いていることに気づきます。25年位前にB社のノイズキャンセリングのヘッドホンではつまり感がありましたが、今ではさらに高度化しているので違和感が無くほとんど外界の音が聞こえないと推察されます。

 長年多くの特許を考案してきた経験から、このシーンを見て強く思ったのは、赤ちゃんの口元に置き、赤ちゃんの泣き声をマイクで拾い反対位相の音を出す「ボイスキャンセリングスピーカー」は何故無いのかということです。赤ちゃんの泣き声が全くなくなることは無いと思いますが、小声位の大きさになり気にならなくなるレベルになるはずです。形状は手鏡のような形で一方にマイク、反対側にスピーカーを配置する形が考えられます。

 大勢の中で急に赤ちゃんが泣きだし、直ぐには泣き止まないようであればこの「ボイスキャンセリングスピーカー」を起動することにより泣き出した赤ちゃんの声を小さくすることができます。母親も赤ちゃんも周りの人も「三方よし」となるはずです。

 探してもノイズは消しても本人の声を消すような装置は製造・販売していないようです。需要は必ずあるはずなのでノイズキャンセリング技術がある企業には 日本の少子化対策として、ぜひ「赤ちゃん用ボイスキャンセリングスピーカー」の開発をお願いしたいです。

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2026年09月14日

79.脳に忍び込むプラスチック


 2026年8月24日に放映されたNHKの「フロンティアで会いましょう」(23)「脳に忍び込む謎のプラスチック」は衝撃的な内容でした。

 ナノプラスチックは周りをコレステロールで覆われて容易に脳内部に入り込んで蓄積するとのことでした。(関連:5.ナノ材料の脅威)脳には厳重な関所があり容易に細菌などを通さない機構をやすやすと通り抜け、さらに脳の神経細胞の細胞分裂を阻害するような害を及ぼすとのことでした。この害はどれほどのものかはこれからの研究で明らかにするしかないとのことです。

 しかもこのナノプラスチックは河川では3億個/mℓ存在しており、浄水で取り除かれなかったらそのまま飲んで胃に入ります。するとコラーゲン(28.もつ鍋でお肌はプルンとするのは本当?)と同様にそのまま体内に取り込んでいくことも十分考えられます。また、ナノプラスチックは1個/mℓ空気中に漂っており吸い込んだナノプラスチックは肺から直接血液に入ることも考えられます。

 さらに酸化されたナノプラスチックが細胞分裂を阻害する結果が得られています。酸化されたナノプラスチックで細胞分裂が阻害されるとすると、脳細胞は分裂が阻害されて考える能力の低下が発生し、生殖細胞である精子、卵子の生成阻害も発生し社会的な要因だけで無く生物学的にも子供が生まれにくくなり少子化が進んでしまいます。

 これは人間だけでなく他の動物や植物の細胞にも影響を与える可能性があり、地球への小惑星の衝突が無くても生物の大量絶滅につながる由々しき事態と思われます。

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2026年09月07日

78.白菜のホルマリン浸しと関係主義


 2026年8月27日の中日新聞の報道で中国河北省張家口市康保県の農家が、白菜の鮮度を保つために発がん性物質であるホルムアルデヒド水溶液(ホルマリン)に浸して出荷したとの報道がありました。このせいで河北省張家口市康保県近辺全体の白菜が売れなくなったようです。中国当局もこの事実を確認しており出荷先を調査しているとのことです。

 ダンボール入り肉まん事件とは違い動画での告発なので否定ができなかったと推察されます。

 このように自分たちに直接関係していない人はどうなっても関知しないという「関係主義」が影響している可能性が高いと思われます。この考え方は、自分を含め知っている人(関係者)たちは大事にするが、知らない人はどうなっても良いというものです。

 人口が非常に多く競争が激しいため生き残るためには他人には構っていられないというところから発した考え方と推察します。ひと昔まで聞かれた、売る米には農薬を大量に使用して栽培するが、自分たちで食べる米は無農薬で栽培することに似ています。

 関係主義ではなく、近江商人が江戸時代からおこなっていた、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」の精神でものごとを行いたいものです。

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2026年08月31日

77.空港でのびっくりする体験(4)

 

 昨日(2026年8月23日)にテレビ愛知(テレビ東京系列)の番組の「世界の給与明細SP」でルーマニアにおいてけん玉が流行していると紹介されていました。中部地方では関東、関西よりも1週間遅れで放送されている番組があるので、これもそうかもしれません。

 2000年代前半のCIGREの委員会でルーマニアに入国する際での入国審査のことです。審査官に何の用で入国するのかと聞かれたので、CIGREの委員会がありそのメンバーなので参加するために来た旨を伝えました。その際、審査官から「あなたは日本人だろう、どうして英語を話すのか?」と非常に驚かれました。

 それを聞いてこちらが驚いて、海外に来るような日本人ならほとんどの人は英語くらいは話せるはずであることを伝えました。そうしたら、「私が会った今まで来た日本人で、あなたは初めての英語を話す日本人である」と言っていました。そんなことがあるのかと大変不思議で狐に化かされたような気分になりました。

 それまで、日本語しか話せないのに、ガイドブックも持たない人しかルーマニアには行かなかったようです。

 これと似たことがらですが、イタリアのピサの斜塔の入場券売り場で、関西弁の大声で話すおばさんがいたことを思い出します。「車いすを使用する人がいるが、どうしたらピサの斜塔に登れるのか」と言っていました。イタリア語でも英語でも無いため全く売り場の相手に伝っていないのに、ひたすら日本語でしゃべり続けていました。

 実際に斜塔に登りましたが、傾いているのでバランスが取れず、壁に手をつきながら1人がやっと登れるような狭い石の階段で、とても車いすでは登ることはできそうにありませんでした。屈強な人間がおぶっても難しいと思われました。

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2026年08月24日
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