可能なコンサルティング
- 600 Vを超える電圧での絶縁設計、トラブル解決のアドバイス
- 100 V、200 Vのような低電圧では高電圧充電部が接地部分に接触しない限り絶縁破壊しません。このため低電圧の設計を600 Vを超える電圧領域に適用すると絶縁破壊の要因となります。特に変電機器についての知識が豊富であり変圧器(Tr)、遮断器(CB)、断路器(DS)、電圧測定用変圧器等(VT,PT,PD)、電流測定用変圧器(CT)、ガス絶縁管路母線(GIS)、ブッシング(Bg)などの造詣が深く絶縁設計、絶縁破壊原因究明のアドバイスが可能です。また、高周波絶縁、直流絶縁、静電気についても豊富な知識を持ちます。
- 特許明細書作成のアドバイス
- 東芝入社以降120件の特許出願に関わっていますが、ほとんどは自分で明細書を書いており、それを特許事務所で修正して出願しています。また、明細書を書いても出願に至るものは50%程度ですので200件程度の明細書を書いています。
- 特許になる先行性と特許後の有効性についても知見を豊富に持っています。
- 認定制度構築のアドバイス
- 高電圧大電力試験所の高電圧試験所の所長を7年間務めています。これはISO/IEC17025で定められた試験所・校正機関の能力を認められた試験所です。この認定試験所の立ち上げの際にとりまとめ責任者として、品質マニュアルの作成、品質システムの構築などを実施しておりノウハウを持っています。
- 研究実施のアドバイス
- 東芝がGEのシックスシグマ手法を導入してまもなく経営変革エキスパート(GEでの呼称:シックスシグマブラックベルト)を取得し、一般社員の教育およびプロジェクトの支援をおこないました。この過程で、いわゆるmini
tabを用いたシックスシグマだけでなくCrystal Ballを用いたDFSS(Desin For Six Sigma)による設計方法、実験計画法が進化した品質管理手法であるタグチメソッド、多変量解析であるJPM(ジャンプ)による主要因の絞り込みをおこない、最小の実験から最適条件を見つけることもおこなっていました。
福岡大学では研究に関してほとんど携わったことの無い学生を指導し、修士に進学した学生では学会での発表で平均1件/人以上の表彰を受けることができる程の研究成果を出すことができました。