愛知県碧南市 発展著しい碧南市は 市役所を中心とした地域を紹介
<畑一面の場所がいつしか碧南市の中枢を担う地区となった中央東部。高さ58.1メートルの碧南市・市庁舎を中心に洗練された街並みが創られていく。だが少し離れれば、昔からの集落が現れる地域。ズラリ並ぶ観音さんやお地蔵さんの姿に出会う> 「見渡す限り畑一面だった。学校からは三河線を走る電車が見えた」とは、碧南高校に長年勤務した恩師の言葉。 現在、58.1メートルの高さを持つ碧南市役所の市庁舎が建ち、碧南の中枢として行政機能が集中する地域が中央東部である。 東西を走る碧南市役所前の通りには一切の電線が隠され、歩道には色付き煉瓦が敷き詰められる。 この辺りを歩けば、いかに碧南市が財政豊かな市であることを垣間見られる。 またこの中央東部は、碧南市のエスタブリッシュメント達が多く住む地域である。 「単なる都会の焼き回しじゃないか」と憤慨する知れない。だが少し離れれば昔ながらの家並みが現れて、お地蔵さんや観音さんの姿にホッとする。 新旧の同居する魅力ある地域、それが中央東部である。
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