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現地活動

2012年 2004年  2003年現地活動報告  2002年

◎アフガン政府関係機関から国有地を無償提供
1月、暫定政府・資源保護省から「ハタム・アンビア(聖人名)」プロジェクトとして、同国ワダット党首に学校や病院、孤児施設、スポーツ施設などの総合施設建設をするための国有地86,400平方メートルが無償提供されました。
そして日本の皆さんの援助によるSACのアフガンでのNGO活動が高く評価され、4月に同党首から上記の土地の内、6000平方メートルがSACに孤児自立施設の建設用地として、無償提供されることが決まったのです。4月、カブールで引き渡し式があり、サーベ代表とカブールSACのレザ事務局長らが出席し調印、用地提供を受けました。
 会では02年に建設用地として取得した4000平方メートルの土地を売却し、その費用でまず塀の建設に乗り出しました。
敷地贈呈式の挨拶
ファゼル宗教指導者
無償提供の土地 一部完成した塀

第1回 (3月28日〜4月10日)
サーベ代表
同行者:中京TVスタッフ、白鳥晴弘(9.11同時テロでご子息が犠牲)
4月 9日   暫定政府関係機関からの建設用地無償供与贈呈式
4月   建設敷地周囲のレンガ塀の工事着手

孤児自立施設の建設に向けて
 SACの夢、孤児自立施設の建設が動き出しました。
 設計は、3月から本格的に取りかかり、5月末に基本設計がまとまりました。6月にサーベ代表と会の建設担当者がこの基本設計図に基づき現地調査をしました。現地で、レザー事務局長、業者らと建物や建設費用などについて話し合い、最終的に建設費用が約170,000ドル(基本線で合意18日)になることが分かりました。会ではこの孤児自立施設建設に、全力で取り組みます。どうか支援者の皆様ご協力をお願い致します。


第2回 (6月9日〜20日)
サーベ代表
同行者:稲葉一八(SAC)、柄子真弓(奈良県の主婦)
6月16日   サーベ代表、カルザイ大統領補佐官らと会見:アフガン女性の自立支援と地位向上について
17日午前   サーベ代表は、アフガニスタンにおける女性並びに孤児教育の在り方について農業担当(関係)大臣並びに幼児教育最高責任者と意見交換をした。その席上サーベ代表が現地SACの状況を話し、二人ともSACの活動に理解をしめし、今後の協力と支援を約束した。
17日午後   サーベ代表、レザ事務局長がカライシャダ第2中学校にて日本の皆様からの学用品を生徒に配布
○柄子様がSACで孤児たちに日本語を教えるボランティア活動。
7月   敷地を囲うレンガ塀工事完了
7月18日   シュグファ、ペシャワールのハイバル病院で検査:血管が切れている、義眼を入れる必要ありと診断。
8月 5日   孤児自立施設建設工事の正式契約書を建設業者(サダフ・サイエド・コンストラクション)と交わす。
 
SAC孤児自立施設の完成予想図 大臣、幼児教育責任者と会談

第3回 (8月15日〜9月15日)
サーベ代表
ボランティア同行者:宮原美佳(映像作家)、杉本達應(メディアアーティスト)、加藤不譲(文人画家)、湯原裕子、金岡繁裕、牧野奈美(3名弁護士)、堀川ひろ子(飛騨高山地球村)
8月19日   孤児自立施設の起工式:サーベ代表、レザ事務局長、宮原、杉本、SAC子どもたちと工事関係者出席。
9月11日   サーベ代表、レザ事務局長がアフガン暫定政府ハリリ副大統領とアフガンの教育問題等について会談。

○宮原様、杉本様(8月15日〜31日):孤児たちに日本語を教えると同時に心のケア活動、子どもたちの生活状況を映像化。
○加藤様(9月5日〜15日):孤児たちに絵、習字を教える。
○湯原様、金岡様、牧野様(9月5日〜15日):難民問題調査のため主にハザラ人住地区を訪問。サーベ代表、レザ事務局長とハリリ副首相に会見。
○堀川様(9月5日〜10月3日):孤児たちに日本語を教えると同時にバーミヤン、ガルディーズ地区の学校で子どもたちに学用品、衣類などを配布。女性自立のための職業指導に関する調査。


 
孤児自立施設起工式 初めてのお絵かき ハリリ副大統領と会談

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