78.白菜のホルマリン浸しと関係主義


 2026年8月27日の中日新聞の報道で中国河北省張家口市康保県の農家が、白菜の鮮度を保つために発がん性物質であるホルムアルデヒド水溶液(ホルマリン)に浸して出荷したとの報道がありました。このせいで河北省張家口市康保県近辺全体の白菜が売れなくなったようです。中国当局もこの事実を確認しており出荷先を調査しているとのことです。

 ダンボール入り肉まん事件とは違い動画での告発なので否定ができなかったと推察されます。

 このように自分たちに直接関係していない人はどうなっても関知しないという「関係主義」が影響している可能性が高いと思われます。この考え方は、自分を含め知っている人(関係者)たちは大事にするが、知らない人はどうなっても良いというものです。

 人口が非常に多く競争が激しいため生き残るためには他人には構っていられないというところから発した考え方と推察します。ひと昔まで聞かれた、売る米には農薬を大量に使用して栽培するが、自分たちで食べる米は無農薬で栽培することに似ています。

 関係主義ではなく、近江商人が江戸時代からおこなっていた、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」の精神でものごとを行いたいものです。

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2026年08月31日