第1回 proxyサーバー導入講座                   update 99/1/25

追記     2000/2/8

Windows2000(RC2)にWingate V3.0をインストールしてみました。
一月ほどテストRUNさせてみましたが、トラブルはありませんでした。

若干、インストーラーの画面が変わっていますが基本的にV2.0の手順どおりで問題ありません。
サーバーもまだWindows2000にバージョンアップする予定もないし
よってこの講座は当分そのまま改定しません。

注意点としてライセンスの取り扱いが変わったようです。
1ユーザーフリーはなくなってしまったようでちょっと残念です。



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    ご要望のあったproxyサーバーの導入講座を開始します。
   proxyサーバーはたくさんの種類があります。Windows系で代表的なものは
  WinGateとPROXY97、FreeUNIX系では、IPマスカレードとかIP−Filterとかが
  あります。ここではWinGateを対象とします。

  まずはここへ行って概要をつかんでください。
   http://www.solution.ne.jp/wingate/index.html
    http://www.technogroup.co.jp/wingate/index.html  

     ここへ行かれて概要はわかったと思われますので実際の設定等を連載したいと思います。
    暇なときにダウンロードしておいてください。
    1ユーザーフリーなので無料で使用できます。
    NT版、95版両方ともDLできます。私は両方ともDLしてあります。

     proxyサーバーの最大のメリットは内側のLANと外側のLANを分離してなおかつ
     両方からアクセスできる環境を構築できることです。
    たとえば 内側のLANにサーバーがおり LANが構築されている場合
    外側のLANすなわちケーブルモデムに直接HUBを通してつなぐと 内側のLANに
    接続されているすべての端末にIPアドレスの割り当てが必要になります。
    さらにサーバー端末が外側のLANに対して開放されている状態になり外から
    比較的容易に進入される危険性があります。
 

                            ハードの構成

             proxyサーバー用
            スペック               
       CPU         486 66MHz以上のパソコン 1台
       メモリー       32MB程度
        HD        1GB程度
        LANカード 2枚  10BASETで十分
              2枚は違うメーカー、違う機種でかまいません
              私は、名もないわけのわからないものを2枚入れています。
        OS     WINNT4.0もしくは98       WINNT4.0
         端末用
                            LANが設定できれば何でも可
        あとはHUBです。現在2台以上つなげていれば当然ありますよね。

 OSの導入のポイント
     なにもありません
     普通に導入してかまいません。また 簡単にリセットをかけられる環境であれば
      proxyサーバーに設定したパソコンでほかのソフトを使用することは十分に可能です。
       今使っているパソコンの環境のままでもかまいません。
       たくさんの端末が同時にアクセスされるような状態でなければほとんど負荷はありません。
       キャッチが早いといってもたかが10?20MB/s程度です。CPUやHDの転送速度とは
       比較になりません。133MHzくらいあればじょうとうです。

LANの設定
  サーバー機
    問題は2枚用意した LANカードの設定です。
     まずは 内側のLANのTCP/IPのアドレスを決めます。
     推奨されているのは 192.168.0.1〜254を使います。

    ここでは 192.168.0.1をサーバー用に設定します。

    1枚目のLANカードは、今まで同じ設定です。なにも変える必要はありません。
    TCP/IPのところのIPを自動的に取得を選択すればいいです。 

     2枚目LANのカードを差して 追加 アダプタ を選択して 
     アダプタを追加してください。インストールするところまでは通常と同じです。
     追加されたTCP/IPを選択し
     TCP/IPの設定でIPアドレス、IPアドレスを指定にします。
     IPアドレスを   192.168.0.1  にします。
     サブネットマスクを 255.255.255.0 にします。
     これで終わりです。再立ち上げをしてください。 

     モデムからのケーブルを1枚目のLANカードにつなぎます。
     これはストレートケーブルを使用します。
     この状態で インターネットにアクセスできるはずです。つながらなければ
     1枚目のLANカードの設定まちがっているか、ケーブルの接続が違っています。
  ここまでOKなら
    2枚目からのケーブルはをHUBにつなぎます。
   こちらもストレートのケーブルです。もしクロスしかないのならHUBの
   アップリンクの方のソケットにつなぎます。

  2台目以降のTCP/IPの設定
    2台目以降は すべて IPアドレスを指定します。
     例 2台目  192.168.0.2
        3台目  192.168.0.3
         ・        ・
          ・        ・   です。
第1回終わり



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