愛知県碧南市 「桜のトンネル」を見つけたら 誰かが私を甘美な世界へと誘う

春が来た!碧南の桜

碧公園のさくら

春は出会いの季節でもある 桜色の中を行けば 幸福に巡り逢うだろう

上も下も桜色

<かつての海だった場所に桜が咲く。新須磨橋下から始まる桜のトンネルには、ロマンチストがたくさんやって来る。キュン!とした胸の想いは春の到来を予感?!> ”恋する人にはここに来て欲しい”そんな願いを思わせる公園、碧緑地。産業道路へとリンクする新須磨橋下に現れる分かれ道。 春に恋したい人は、ぜひとも右へ。200メートルに渡って続く桜のトンネル。中にはたくさんのロマンティストが桜を楽しんでいる。 美意識の共有は、心トキメキさせる。桜名所として有名ではない、この場所にあえてやって来る人々は、素敵な人に違いない。

ゴリラに桜が舞う

<宮後町・ゴリラのいる公園には、春になるとたくさんの花がやってきて、極彩色の楽園となる。地上の楽園は他でもない、ここにある> 碧緑地の向かいにある宮後公園。ここは春になるとグルリと桜に囲まれる事になる。 桜だけではない、オブジェの並ぶ花檀には、パンジーの集団が色とりどりの花を咲かせる。 ソメイヨシノが咲き終われば、次は八重桜が待ち構える。春の宮後公園は、花・花・花の楽園である。 人気者のゴリラに跨る子供達、キャッキャッキャッとはしゃぎまくり、親たちは幸せ顔。 夢見心地な世界が、ずっと続けば良いなと思える春一日。

ヘボト自画像ヘボトの「落花枝に帰らず」

一番の旗に桜

「道場山の神明社」

織田信長が初陣で大浜を攻めたのは天文16年(1547)、14歳の時であった。 村に火を放ち、道場山の坂を敗走したと伝わる。その坂の東に道場山の氏神「神明社」がある。 立派な拝殿と広い境内を持つ神社。ここに咲く桜は、手水屋前と神社入口の左手に。 まだ幼く、特に手水屋前の桜は平成4年(1992)に植えられたばかり。 だが、ここは桜と共に楽しめる雰囲気がある。それは、境内でソフトゴルフを楽しむ老人達が醸し出す雰囲気だ。 スローで和気あいあいとした空気が、春の陽気に溶け込み、穏やかな気持ちになってくる。殺伐とした戦国の歴史は遙か昔の出来事として、桜は私達を愉しませてくれる。

< text • photo by heboto >


Copyright (c) 2002-2007 heboto All Rights Reserved
このページに関する御意見・ご感想は【サイト管理者へメール】までお願い致します。