愛知県碧南市 無料バス「くるくるバス」が市内を循環 碧南市巡りに是非活用
<市内巡回の無料バス「くるくるバス」を活用する。「おねがいします」「ありがとう」の礼を尽くせば、あら不思議、バスがスイスイ進んでいく。年末年始指定期間、災害時以外は毎日運行。4系統あるうち、「オレンジ・パープルは中央巡回」「青・緑は外周」と覚えておく> 碧南市のキャッチフレーズである「元気で行こう思いやりと文化のみなとまち碧南」なる言葉が書かれたバスが走る。 平成10年(1998)4月1日より運行を始めた「くるくるバス」である。 定員23名のマイクロバスを使用し、車体後部には車椅子用のスペースと設備を設けている。 オレンジ・パープル・青・緑の4系統で運行され、「オレンジ・パープルは中央巡回の右回り・左回り」「青・緑は外周となる右回り・左回り」と覚えておこう。青・緑の各一部にパープルが走ることもある。青全ての系統は8の字を描いて走っていることを念頭に。 基本となる乗り場は碧南市役所の東入口前。壁に路線図と時刻表があるので参照する。また、市役所もしくは中央駅「碧南市民情報センター」等で、ポケット版の『くるくるバス時刻表』を貰えれば万全だ。 年末年始指定期間を除く毎日、午前7時から始まり、最終便終着は午後6時1分の運行。 そして運賃は「無料」である。ただし乗車時には「お願いします」、降車時は「ありがとうございました」と礼を尽くそう。 注意として降車時には、バスが完全に停止してから席を立つ事。出来れば乗車時も英国式に手を挙げて乗車意志を示す事が望ましい。タクシーがいない時に限るが。(運行情報は2006年7月現在、詳細は要確認)
<「中部国際空港」から碧南市までは43分。運賃は1200円。空港バス「西尾空港線」で碧南市へ。市内2つのバス停「碧南中央駅・衣浦港湾会館」のどちらで下車するか? やはり利便性の高い「碧南中央駅」バス停か? 空港発碧南経由のバスは計11便。さあ、碧南へいらっしゃい!> 2005年2月17日(木曜日)、常滑市の沖合に「中部国際空港」が開港した。 それまでの「名古屋空港」は、碧南市から遠く離れ、利便性も決して良いとはいえず、気軽に飛行機を利用するという状況になかった。 だが、中部国際空港が出来、そのアクセスとなるバス路線が碧南市内を経由することに。 中部国際空港と名古屋鉄道の「西尾駅」を結ぶ、名鉄グループ『知多乗合株式会社』の「西尾空港線」である。 碧南市内のバス停は「碧南中央駅」「衣浦港湾会館」の2ヶ所。 碧南中央駅のバス停は文字通り、駅前ロータリにある。碧南中央駅は市役所にも近く、また構内には碧南市の情報集まる「碧南市民情報センター」、さらに駅前に「くるくるバス」全系統のバス停が揃うことから、一番利便性の高いバス停となるのでは。 衣浦港湾会館は臨海造成された「港本町」にあり、バス停は会館入り口前。港であり、工業地帯でもある場所のバス停であるから、碧南の市街へ行くには少々難ありだが、無料レンタル自転車「リ・サイクルタウン」受付窓口でもある。ちなみに衣浦港湾会館は会議・研修の他に宿泊も可能らしい。 中部国際空港から碧南市内バス停までの運賃は1200円。中部国際空港→碧南中央駅まで43分。(全て2006年10月現在、今後変更する可能性あり。事前に確認する事を推奨)
名古屋鉄道の三河線「碧南~吉良吉田」間が平成16年(2004)3月31日をもって廃止された。大正15年(1926)9月1日に最初の区間「大浜港~神谷」が開通してから78年後の出来事だった。 廃線で鉄道による移動手段を失った一色町と沿線の交通弱者たる老人や学生を救済すべく、代替としてバス路線を運行させる。 平成16年(2004)4月1日に誕生した「ふれんどバス」である。碧南駅~吉良吉田駅間の国道247号を基本としたルートを走り、距離17.1km、バス停19という規模(共に2006年7月現在)。 停留所の詳細は「碧南駅・毘沙門・棚尾橋西・西小梛・平坂郵便局前・平坂小南・平坂港前・楠村・寺津二ツ池・寺津神社前・巨海・刈宿・一色高校西・味浜西・大宝橋・一色町公民館東・松木島・吉良吉田・吉良高校」となっている。 運賃は均一で18歳以上は200円、18歳未満は100円、小学生未満は無料(2006年7月現在)。
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