愛知県・碧南市 愛おしい気持ち大切に 天使は舞い降りた「碧南市民図書館」
<知らぬ間に高鳴る胸の鼓動…キラキラとした光の輝きがきっと勇気を与えてくれる。「碧南市民図書館本館」並木通りのイルミネーションは代表的な存在。そのロマンティックな情景に嫉妬する自分がいる。できれば大切な人と感動を共有したいのだが…> 芸術文化ホールに隣接する「碧南市民図書館本館」前の並木道を歩いてみる。 大浜・棚尾学区の南中学校前の通りから続くイルミネーション。 この「碧南市民図書館」の区間では電飾の数を増やし、「冬の風物詩」と称される碧南市イルミネーションの代表的な区域となっている。 光の粒で装飾された並木は、透き通るような冬の空気と相まってロマンティックな情景を醸し出す。 オレンジ色の投光に、ボンヤリ浮かび上がる図書館・芸文ホールの建物は、傍観する者に知的な幻想を抱かせ馴化させる。 この創造された光の並木道を、ただひとりで楽しむにはもったいない。独り身と分かっていても微かな希望を胸に、チラチラと頭の中を想像させる。 感動を共有する事はとっても幸せな事とは、大人になってから気付く事。 いつまでも恋する気持ちを忘れないあなたへ…碧南市は大切なプレゼントをしてくれた。
「碧南市民図書館」と「芸術文化ホール」の間には人工的な小川が流れている。 中庭には腰を下ろせる階段も用意され、また木陰のベンチも存在。 仄かな灯りで柔らかな雰囲気を作る外灯もあれば、ロマンティックな世界が全て揃う。 外気は確かに冷たいが、風が遮られるためにそれ程寒さは感じない。ただし、小川や池に落ちないように注意して欲しい。 並木通りのイルミネーションを愉しんだ後には、しばしこの場所で休憩をするのも良い。 お腹が空いたら、併設されるレストラン「仔馬 碧南芸術文化ホール店」でディナーを取るのも粋である。 ステーキやハンバーグが美味しいと評判の店である。
< text • photo by heboto >