愛知県碧南市 思い出の日々 懐かしき碧南市文化会館のライオンに会いに行く

碧南で悟る 空即是色

ライオン文化会館

普段近くで機会などないライオンを身近に 剥製になってどのくらい経つ?

ガラスケースへ収められたライオンの剥製

<碧南市文化会館のロビー奥に今もひっそりとある。ガラスケースに収まったライオンの剥製。昔は子供達の人気者であったのに、今は誰も見る人もいなく、ただ寂しそうなライオン。その半開きの口からは、何か言いたそうでもある> 碧南市役所から東へ行った所にある「碧南市文化会館」。人気もないロビー奥の一画に淋しげなライオンの姿を見つける。 大きなガラスケースに入れられたライオンの剥製は、どこかやせ衰えて動物園のそれとは違う雰囲気。 確かに大きな体ではあるが鬣も抜けてしまい、威風堂々としたあのライオンの迫力はない。 私が子供の頃からあるから、もう剥製にされて何十年も経っているはずだ。 ライオンが珍しかった当時、たくさんの人が見に訪れたに違いない。だけど今は全く忘れられている存在として余生を送る。 もし人の言葉が話せるとしたら、この剥製のライオンは何と言うのだろう。ガラスケースに収められたライオン、口は虚しく開いている。

ヘボト自画像ヘボトの「有相無相(うそうむそう)」

木製の御意見箱

「市政御意見箱」

文化会館や市民情報センターなど市関連の施設で目にする市政御意見箱。 掲げられたプレートのフォントも「役所」と蔑称された時代のもの。全てが前世代的な御意見箱に私は興味を惹いた。 こういった御意見箱へ本当に意見を入れる人はいるのだろうか? たしか「へきなん広報」には、キリトリ線付きで「市長への手紙」という市政その他への意見を伝えるシステムがある。 この「市長への手紙」は、直接、碧南市市長へと届くという。碧南市をこよなく愛する私としては、碧南市は市民の意見を広く聞く行政であって欲しい。 観光的な魅力に乏しい碧南市を憂う碧南市民は多い。おそらく碧南行政側も憂慮している問題だ。 だから碧南市内外を問わず、訪れたみなさんは思い切って意見を投稿してみてはいかがだろうか。

< text • photo by heboto >


Copyright (c) 2002-2010 heboto All Rights Reserved
このページに関する御意見は【公式ブログ】までお願い致します。