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真宗大谷派 智鶴山 常照寺
 
希望の鐘
  • 直径 六十九センチメートル
  • 重さ 三百八十六キログラム

希望の鐘は、百九十名の願いがこもった梵鐘であります。銅の名号札にはそれぞれの願いを書いて頂き平成九年五月十五日に「火入れ式法要」を執行し、鋳造しました。

真宗大谷は寺族・門徒は戦後50年を過ぎた今、過去の悲劇を繰り返す事なく、将来に向かって人類の「恒久平和」を願うものであります。
親鸞上人は、「人間はすべていかり、はらだち、そねみ、ねたむ心多く,ひまなくして、臨終の一念に至るまでとどまらず、きえず、たえぬ」と自身を含め人間を言いあてられました。私は、我が身、わが世がこの事実にうなずく時こそが「まこと」であろうと確信しています。このうなずきにより「懺悔と希望」の御縁を皆様方と共に確認しあっていきたいと考え、『希望の鐘』と名付けました。

  • 日本で初めての石の鐘楼堂。

屋根は一枚岩を加工してつくられていて、重量約4tあります。

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