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葬儀
お葬式の手はずを整えるチェックポイント表
(真宗大谷派である当寺用です)
喪主が一人で何もかもやらねばならないと手が回らなくなる。できれば、任せられる人を一人頼む(大きな葬儀だと葬儀委員長を立てる)とよい。 だれでも経験もなく突然やってくることなので、考えるいとまもなく決めなければならなくなる。しかし、どのように送りたいのか世間体にあまり流されることなく、故人をおもい厳かに運ぶようつとめたいもの。そんなときはまず住職に相談してほしい。
連絡
ご遺体を仏壇から1mほどはなして、頭を右にして寝かせる。
近い親戚へ連絡する
檀那寺の住職に連絡する
町内へ連絡する
葬儀社の手配をする
葬儀の日時・会場の決定、を決定する
通夜及び還骨勤行(灰葬初七日)の場所および日時
(葬儀会場は、自宅、近くの寺、会館等が考えられる。故人の意向も汲んできめたい。)
住職に連絡をとって、相談しておくとよい。町内の人にはなしてから、役所へ電話で火葬場を予約してから決定とする。
葬儀
日時
会場
通夜
日時
会場
還骨
日時
会場
(日時会場を一覧表にして張っておく)
役所へ電話して、手続きに必要なものを聞いてから、手続きに行ってもらう。
葬儀の具体的な規模・会葬御礼の品とその数量を決定
通夜に参列者に渡す菓子などの手配
喪服・念珠などの用意
当座必要な現金をおろしておく。(または買い物帳)
葬儀の日時の印刷が出来たらふれに回ってもらう手配
名簿をつくり、町内の人などに頼んで手分けして知らせる。
お内仏の荘厳
仏具のおみがきをし、仏壇・仏間をお掃除してもらう。
三具足でアオキのみ、で通夜葬儀は打敷は不要とされる。
前日までにしておくこと
名簿をチェックする。知らせに漏れがないか、親戚友人などにも見てもらう。
焼香順に呼び出し帳に記入する。
葬儀後、火葬場まで行ってくれる人数を確認。同時に還骨(灰葬初七 日)までいてもらう人も確認しておく。
火葬場での軽食飲み物の確認。還骨勤行後の食事の手配。
弔辞または故人の生涯を簡潔に読んで下さるかたがあれば、是非おねがいする。
(葬儀の最初導師焼香のすぐあとで読む。会葬者に故人の人柄が分かってよい。)
□喪主挨拶を考えておく
<挨拶の内容の例>
○お参りして頂いたお礼
○故人の最後の様子
○お見舞いなどの礼
○亡きあとのおつきあいもよろしくたのむ
○再び会葬の礼
<真宗の葬儀では使わない言葉>
×くさばの陰
×天国で(○お浄土で)
×永眠(これはキリスト教で使う)
通夜
喪主は棺の右前、部屋側面を背にしてすわる。細々したことはなるべく人に任せて、なるべく座っているようにする。
お悔やみにきた人に焼香してもらう。此の位置で挨拶する。
お勤めのときは、正面に向き直り、唱和する。住職の法話の後、通夜にきてくれた礼と明日の葬儀をよろしくたのむ。(参列者皆に向かって簡単な挨拶をする。)
未焼香の参列者に焼香してもらう
参列者にお茶をだす
出棺勤行
故人がお参りしていた内仏においとまごいをするおつとめである。
会場と時間など条件によってできないこがある。住職と打ち合わせをしておく。
霊柩車の配車時刻も連絡しておく。
葬儀
焼香順に従って焼香する
1.席をたったら、僧侶にむかって軽く一礼して、焼香台の前にすすむ
2.姿勢をただして、二回焼香する。(香はいただかない)
3.それから、合掌礼拝して、今度は一礼なしで自分の席へもどる。
喪主会葬御礼のことば
火葬場
浄土真宗(西三河地方)は、古来儀式の部分は葬儀場ですべて行うので僧侶が火葬場までいくことはなかった。しかし当寺では、どうしても一緒にいってほしいということであれば、いける限り行きます。ただ法事など時間の都合がつかない時が多々あるので、事前の打ち合わせが必要です。
□火葬許可証・法名・写真・骨箱・華、軽食のみものなど確認
還骨勤行(灰葬初七日)
お骨をお家にお迎えします。清め塩は使ってはいけません
□お内仏に白い打ち敷をおかけする
□お骨写真を安置する中陰壇を用意する
□焼香の準備
□食事の前に喪主は、近所のかたがたにお礼を述べる
※以上羅列してみましたが、実際に経験されたかたお気づきの点ぜひメ イルで教えて下さい。
唯法寺
愛知県西尾市順海町12
住職/占部