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    庭 杉

愛知県西尾市下町大道31−1
電話/FAX 0563-57-5428
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施工エリア
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施工例

知多市 J邸 ウッドデッキ作成




 現場は以前にお庭を施工させて頂き、その後も管理させて頂いているお客様のお宅です。
今回は、家を新築された時に作ったウッドデッキが壊れたため、新しく作って欲しいとのご依頼でした。
その後も植栽などの追加工事を頂きました。ありがとうございました。

ウッドデッキの素材としては、天然木材を使ったものと人工樹脂を使ったものに分けることが出来ます。
どちらも一長一短があります。天然木材の欠点は腐ったり、劣化したりすると言ったところでしょうか。
劣化を自然の摂理(エイジング)としてとらえるかは考え方によって違ってきます。
人工樹脂の欠点は、夏場に表面が高温になり触ると熱いと言ったところです。あと、劣化の仕方が不自然ですね。

今回はお客様のご要望により、天然の木材を使用しました。
天然木材と言っても、様々な種類があります。色々考慮した結果、「ウリン」を使うことにしました。
「ウリン」の最大の特徴は、アイアンウッドと言われているだけあって、耐久性が抜群なところです。
短所としては、耐久性がある反面、硬くて重いため施工が大変です。
あと、施工直後は雨が降ると切り口から樹液がでてくるので、汚れると困る場所の施工には注意が必要です。(洗えば落ちます)



 ウリンは非常に硬いため、ビスを打つ時は必ずドリルで下穴をあける必要があります。

下穴をあけないでビスを打とうとしても、煙が出るだけで入っていきません。

木が硬くてドリルの刃が折れやすいので、予備が必要です。
今回の工事で4本折ってしまいました。


ビスも普通のステンレスビスだと、打ち込んでいる途中で折れやすいので、硬木対応のステンレスビスを使用しました。

図面です。 束柱をつけるところです。
ここでレベルが狂うと床がデコボコになるので、慎重に作業します。

床板を張る作業です。
材料が自然素材のため、反っていたり曲がっていたりしているので、調整しながら作業します。
ウッドデッキが完成しました。
ウリンは塗料を塗らなくても耐久性は問題ないのですが、急激な色落ちを防止するために塗料を塗りました。

ウッドデッキが完成し、次の工事にかかる前の段階です。
中心部分は雑草対策のため、真砂土舗装を施工します。
植栽部分の排水が悪かったため、
暗渠排水をとり、酸素管を埋設しました。

植栽工事が完了したところです。
フェンスはシンプルなデザインにしました。
庭の雰囲気に合っていて、正解でした。

左の木はヤマボウシです。
右の木はアオダモです。
土の部分には雑草対策でウッドチップを敷いて、
石の間は真砂土舗装にしました。

手前部分が真砂土舗装です。
植栽部分は排水が悪いため、
樹木を高植えにしました。
以前の工事の時に積んだ石積みです。
石の色が落ち着いてきました。




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