工学解析

1. 熱・流れ解析

 
                  ANSYS FLOTRANによる複雑な熱・流れ解析
 
@燃料電池用バルブの3D流れ解析の例



A燃料電池用スタック3D流れ解析の例

流れ解析の定常および非定常解析は、今までの実験結果と解析の実績から実際の現象に近いことが証明された。これらの解析結果は、相手メーカの秘密遵守面から公表はできないが、各個人の流れ解析の課題に対するご相談にはいつでも応じます。

        ANSYSによる解析結果の表示

                 

   ・単一ガスでの解析は良くなされるが、空気を水素が押し出す現象を解析した例は殆どない。

Bフィン形状や材質や雰囲気条件により、冷却効果がどの程度あるのか?という検討はANSYSの熱解析の最も得意とする分野である。


2. 磁場解析

ANSYS E-Magによる3D磁場解析


*超マグ着磁装置磁場解析例

通常は超伝導マグネットの磁場解析はできないのですが、近似して解くことはできます。

ANSYSによる磁場解析結果の表示   


3.気体軸受けの計算例(ansys流れ解析)

     Ansysによる気体軸受けの解析結果例
  
左の黄色のグラフは回転方向の圧力分布をAnsysにより求めたものをグラフ結果として示している。
この結果から下グラフの復元力を計算している。
実際にD=4mmでクリアランス8μmで製作したサンプルを写真の様に軸心をコイルスプリングで偏芯させて4000rpm連続で1時間高速回転させても軸受け部の温度変化が全くなく、気体軸受けを形成していることが確認された。(尚、ハードディスクの気体軸受けとして軸にDLC-Si加工を施してある。) 

   
   
 軸が偏芯した時の復元力(救心力)は下グラフのように軸受け部のクリアランスにより変わります。

       

ANSYSの流れ解析で回転型気体空気軸受けの汎用プログラムを開発しました。
このプログラムを使用してハードディスクの高速回転軸受けの設計を行いました。


4.マットラブシミュリンクによるシステム解析

*人工心臓システム解析


マットラブ・シミュリンクは従来制御解析ツールとして、多く利用されているが、人工心臓等のシステム解析には最適なツールであることが、あまり知られていない。

この解析結果から人工心臓の耐久試験装置のディメンジョンを設定している。

マットラブシミュリンクによる人工心臓システムの解析結果の表示


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