プロフィール(Volumeより)
 
157cm ・B80cm
初めまして。私の家は家族ぐるみで
温泉旅館を営んでいます。
小さいながらもご先祖から
受け継いだ露天風呂と、
季節のお料理には自信がありますので
お近くまでいらっしゃった時には
是非お立ち寄りくださいね。
精一杯心よりのおもてなしを
させて頂きます。
プロフィールです。

さっそく読む。

 


彼女の秘密

  ジオ「はいっ!ここでは物語に触れない程度に如月春美ちゃんの
     人物像に迫ってみましょう。」
  ネオ「はい、お客さん触れないでね。」
  ジオ「あ、もうちょいで。・・あーのね!所で彼女の名字読めるか?」
  ネオ「書いてあるじゃん。”おんなくちつき”って。」
  ジオ「”きさらぎ”だってば!そんな事だと思った。さっきの台本
     打ち合わせで聞いて来なかったからな。」
  ネオ「はい、お疲れ様。で、この娘なんで和服なの?呉服屋の娘さん?」
  ジオ「うんにゃ、家が旅館だからその手伝い。老舗中の老舗だぜ。」
  ネオ「そんな歴史のある温泉宿の娘さんも駆り出されるの?」
  ジオ「うん。なにせ、お金に執着しない家系のせいか、
     山を分けてあげちゃったり、畑を分けてあげちゃったりで
     小さくなっていき、残ったのは母屋と露天風呂だけなんだ。」
  ネオ「まぁ随分小さくなったね。客も少ないんじゃない?」
  ジオ「確かに通好みではあるけど観光マップには乗らないわな。
     でも地元では名が通っていて食材には困らないから生活は
     欲さえ出さなければ何とかはなるらしいよ。」
  ネオ「そういう生活も良いなぁ。」
  ジオ「ま、俺達は普通(嘘)の高校生活を送るさな。」
  ネオ「あ、そう言えばこの娘学校も和服なの?」
  ジオ「どんな学校だよ!」
  ネオ「うーんと、私立で服装が自由でウェディングドレスとか着るの。」
  ジオ「花嫁学校かよ!んでもって’男の稽古’とかあんのかよ!」
  ネオ「元ネタ、バレバレじゃん。男装とかすんの?」
  ジオ「しない!兎に角、極めて伝統的な制服だよ!これを見ぃよぉっ!」
  ネオ「見る。ピュィキーンッッ!やぁりっ、セーラー服だぁ!!!」
 下はロングスカートで、ふわっとしています。
  ジオ「お前、本当に好きだな、セーラー服。」
  ネオ「うん、大好き。」
  ジオ「ま、ネオが目をハートにしたところで本編参りましょう。
     ちなみに彼女は18歳です。」