GM「ここはハイソサイティな方々が昼間のサクセス・ストーリーを
    酒の肴にするような雅にして淫靡なる社交場。」
 
 ネオ「ぢゃぁーばぁーだー、だばだばや、だばだばや、だばだばや」
 
 ジオ「どぅびぃばぁ、」
 
 ネオ「だばだばや、だばだばや、だばだばや、」
 
 ジオ「どぅびぃば・・」
 
 GM「だぁあっ!アダルトな雰囲気が台無しだろぉが!」
 
 ネオ「いや、BGMが欲しいかなって、なぁ。」
 
 ジオ「そうそう。大昔のフレンチ・ムービーにはこの手の
    ムーディな唱歌が付き物でしょ。」
 
 GM「フレンチ・ムービーだかフレンチ・ロリーターだか知らんが、
    漢の濁音全開で歌うなぁっ!ジャズだジャズ!!」
 
 ネオ「ああ、『COWBOY BEBOP』っすか。良いなぁ、山寺さん。」
 
 ジオ「いや、どぉも恐縮ですぁ。てな所で撤収!」
 
 GM「とにかく、そんなフロアに奇妙なカップルがいた。
    一人はおかっぱ状の黒髪にタキシードを着た男性。」
コーチ「まぁ、そんなに堅くならないで。」
 
 GM「もう一人は葡萄(えび)色のをソバージュ気味に下ろして
    褐色の肌に黒のドレスを着た美少女だ。」
リンツ「あ、はい。済みません。」
コーチ「こういう所でないと口に出来ない物がありましてねぇ。」
リンツ「そうですね。とても美味しいです。」
 
 GM「頷きながらもリンツは少々しどろもどろである。」
コーチ「ところで明日の朝なんですがね、付き合ってもらいますよ。」
リンツ「は、はい。喜んで。」
コーチ「物分かりが宜しくて結構です。ああ、そう言えば君も
    明日に何か用事があったのでしょ?」
リンツ「あ、はい。ですが昼からでも何とかなりますから。」
コーチ「ふぅん。午後からねぇ。」
 
 GM「何だか取り残されてしまった。」
コーチ「ま、良いでしょう。では、そろそろ出ますか。」
リンツ「あ、はい。」
 
 GM「流石に高位の魔族相手だと緊張しまくりですな。」
コーチ「ここから先に立ち入るのはパパラッチですよ。」
 
 GM「はいはい。じゃあ私は他の人の所を巡回してきますか。」
リンツ「あんたはインターネット・ツールか?!」

シャル「ふぅわ〜あぁっ。(=_=)」
 
 ジイ「お休みになられますか?」
シャル「ふにゅん?・・・うん。」
 
 ジイ「寝る前にちゃんと歯を磨いて下さいませ。」
シャル「わかってるよぉ。
    ・・・ジイ、私では間に合わなかったな。」
 
 GM「は?何がですが??」
 
 ジイ「ええいっ!当家に無断で入るとは無礼千万な奴め!」
 
 GM「じゃ、あれは?」
 
 桃子「今晩は〜」
シャル「お、久しぶりだな桃P」
 
 桃子「その呼び方は・・・(^_^); あ、それよりシャルちゃん、」
 
 GM「桃子はシャルの耳元に近づき、先程決まった事を告げた。」
 
 桃子「そう言う訳なんだけど、どこで会えばいいかな?」
シャル「ん?ここにすれば?」
 
 桃子「(小声で)だってジイが反対するに決まってるよ。」
シャル「あ、そっか。う〜ん、じゃあ、その墓地にするか。」
 
 桃子「まぁ、いいけど。時間は何時頃にしようか。」
シャル「さっきの話だと2時なんかでいいんじゃない。」
 
 桃子「そうね。じゃあ、又明日ね。」
シャル「うん、おやすみ!」
 
 ジイ「何ですか、姫様?」
シャル「うん、明日は先祖の墓参りに行って来る。」
 
 ジイ「それはよろしゅう御座います。せんえつながらジイも
    御同行させていただきます。」
シャル「ダメだ。ジイが町に出ると何かと面倒だもん。」
 
 ジイ「し〜か〜しぃ〜っ(>_<)」
シャル「心配するな。この前のようにサキちんに来てもらうから。」
 
 ジイ「・・畏まりました。
    それではジイは担当の者に連絡しておきます。」
シャル「うん。私はサキちんに連絡するからな。」
 
 GM「シャルはサキに専用線で電話を掛けた。」
 
 サキ「はい、恐れ入りますがどちら様でしょうか。」
 
 GM「普通、自分の方から明かさない?」
 
 サキ「済みません。こちらの場所が場所ですので。」
シャル「わたしだ。いつものな。隠しボイスは?」
 
 サキ「SS1・PS2。」
シャル「うん。改めて今晩は、サキちん。」
 
 GM「ひょっとして今のは合言葉?」
シャル「そぅだ!今時珍しいだろ。」
 
 サキ「あのシャルちゃん、そこに誰かいるの?」
シャル「ふぃ?ただのGMだよ。それより明日の昼からなんだけど、」
 
 サキ「あ、明日!!?」
シャル「そう。ちょっと墓地に行くから護衛してくれ。」
 
 サキ「でも、そういう事は」
シャル「(間髪入れず)ああ、上の方にはジイが連絡してるから。
    それに会わせたいモノもあるしな。」
 
 サキ「分かりました。それで時間は?」
シャル「う〜ん・・・1時半でいいや。」
  
 サキ「はい。それでは失礼します。」
シャル「失礼したのだ!」
 
 GM「サキは電話を切り明日の予定を書き換えた。」
 
 サキ「会わせたいモノって・・・何でしょう・・・・?」

 
 ジオ「・・・と、この辺で止めとくか。」
 
 妖精「何やっているの?」
 
 ジオ「今までの簡単なまとめだよ。さ、もう寝ようぜ。」
 
 妖精「うん。お休み。」

めぐみ「すー・・・すぅ・・・」
久美子「・・・・・・・・・・・・・・」
 
 絵美「・・・ひぃいっ・・・っ!!」
 
 GM「なにゲームやってんの?!」
 
 絵美「(絶叫)わぁぁあっ!!・・いきなり脅かさないでよ!!」
 
 GM「あ、デジタル・ホラーですか。」
 
 絵美「REMIXだけどね。その名も
    『学校にあったコカイン野放し』っていう昔のゲーム」
 
 GM「・・・ノーコメント・・・・・」

ファー(真由美のここでの修行は、この事件を納める事ぢゃ。
    だが、相手が相手だけに無事に済むんだろうか・・・)
 
 GM「(小声)あのぉ、真由美さんのベッドの上で何を小難しい
    顔しているんですか?」
ファー「シィーッ!!起きてまうがや!」
真由美「う・・うんぅ・・・すぅ・・」
 
 GM「はいはい、それでは明日。」

シャル「ん?添い寝してくれるのか?」
 
 GM「失礼しました。」
シャル「それでは、お休みなさいママ。」
 
 GM(あ、あれね。ママ。)

リンツ「・・・すんっ・・・くすん・・」
 
 GM(何かと苦労しているようですね。魔界で何があったんだろう?)
コーチ「やっぱり定番で寝煙草とかしないとアレですかねぇ?」
 
 GM「また、そういうコメント出来ない事をポンポンとぉっ!!」

  GM「今晩はサキちゃん。」
 
 サキ「あ、どうも今晩は。今丁度、帰るところです。」
 
 GM「遅くまでお疲れ様です。」
 
 サキ「いえ、これも仕事ですし。」
 
 GM「それでは又明日。」
 
 サキ「はい。失礼します。」

 
 桃子「ただいま、って眠っている。・・・起きないよね・・・・。」
 
 ネオ「ぐー、ぐくー。ごぉぅー。」
 
 桃子(まだ少ししか実体になれないから、出来るだけ近づいて・・・・。
    あ、剃り残し(^。^)・・・せーの) 
 
 ネオ「ん??!!?!!」
 
   ゴチッ!!←頭突き
 
 桃子「ほえほえぇ〜(>_<)」
 
 ネオ「いってぇーっ!!(>v<)」
 
 桃子「・・・・・・・・・・・・・・」
 
 ネオ「・・・・・・・・・・・・・・」
 GM「お、ここは仲良く寝ている。」

 GM「さて、ついに明日は魔王復活計画実行日。長い、
    なが〜いの海苔です永井一郎な一日になりそうです。
    それでは、縁があったらTo be continued!」