GM「さて、波乱の夜も過ぎ、ここは朝の高校の校門前。」
 
 ジオ「さてと、昨日は疲れてたから妖精とろくに話しも
    出来なかったが、今日は帰ったら
    色々と作戦を練るかな。」
 
 ネオ「だぁね。分かんない事だらけだし。にしてもクリスタルが
    同化した女性って見つかったのかなぁ。」
 
 ジオ「とにかく、今は情報不足だ。
    調べられる事と言えば、世界各地の怪現象と・・」
 
 ネオ「あの幽霊の少女か。」
めぐみ「・・・見たんですか?!」
 
 ネオ「(驚いて)どわぁぁあっ!!」
 
 ジオ「き、きみは、一昨日の、えーと、確か・・・」
めぐみ「めぐみって呼んで下さい。」
 
 ジオ「いやぁ、この間は心配掛けてゴメンね。あ、そうそう
    これ、君のじゃない?」
 
 GM「そう言ってジオはペンダントを差し出した。」
めぐみ「あ、これ探していたんですぅ。
    良かったぁ。どうも有り難う御座います。」
 
 ジオ「あ、そう言えばめぐみちゃんは幽霊の話とか好きなの?」
めぐみ「え、ええ。割と好きですけど。」
 
 ネオ「見たこととかないの?」
めぐみ「それなんですけど、実は・・・」
 
 GM「めぐみは一度息を飲み込み、頭の中で話すことを整理した。」
 
 ジオ「あったんだね。」
めぐみ「はい、それも昨日の晩なんですけど。」
 
 ネオ「えっ、。、。」
 
 ジオ「昨日、だって。」
 
 GM「二人の顔は硬直した。演技の必要がないので楽だ。」
めぐみ「それで一緒に見た絵美さんが
    昼食を取りながらお話をしたいそうなんですけど、
    ・・・ダメですか?」
 
 ジオ「もちろんOKっす・・て、絵美さん?!」
 
 ネオ「えーっと、絵美さんって誰だっけ???」
 
 GM「ではここでインテリジェンス・チェ」
めぐみ「ネオさん達と同じクイズ探偵倶楽部にいたそうですよ。」
 
 GM「・・ックの必要はなかった。」
 
 ネオ「だから何のゲームなの。コレ?」
 
 ジオ「そうか。やはり、あの絵美先輩か・・・」
 
 ネオ「どしたの?あ、久美子ちゃんオイッス、じゃなくてお早う。」
 
 ジオ「いや、聞いた名前のハズだ。ってハイ?」
 
 GM「話し込んでいる3人の横を久美子が通った。」
久美子「おは・・・・」
 
 GM「返事をしようとした久美子だが、昨晩の情事を」
 
 ジオ「ちょーいっっっ!!それを言うならニッコリなモッコリやろ!」
 
 GM「・・それをクッキリと思い出して朝からドッキリである。」
久美子「!・・・・・」
 
 GM「久美子は顔を逸らして下足箱に小走りしていった。」
めぐみ「??何か、あったのですか?」
 
 ジオ「いや、一寸ね。さ、早いところ教室に行こうか。」
 
 ネオ「じゃあ、昼休みね。」
めぐみ「あ、はい。」
 
 GM「ネオとジオは上履きに履き替えると教室に向かった。」
 
 ジオ「でもその前に水飲むな。」
 
 ネオ「あ、俺も。」
 
 ジオ「んぐ(略)ぷはぁっ。しかしあの娘も幽霊見てたのか。」
 
 ネオ「俺達が見たのと同じかなぁ?」
 
 ジオ「かもな。でないと昨日は二人の幽霊が目撃された事になるな。」
 
 ネオ「なんか幽霊だらけになったね、この町。」
 
 ジオ「ひょっとすると例のアレには幽霊、いや霊的な何かが
    強く関わっているかもしれないな。」
真由美「アレが霊的な存在とか?」
 
 ネオ「なるほどぉ。さすがは先生だなぁ。」
 
 ジオ「って、オイオイオオイオオイイオイオイ!!」
真由美「ん、どうかしたのかなジオ君?」
 
 ネオ「あ、そうか。先生お早う御座います。」
 
 ジオ「そうそう。お早う御座います、っでなくて。
    その、これはですねぇ。」
真由美「倶楽部活動でしょ。ルゲ先生から聞いたわよ。」
 
 ジオ「そそそ、そうなんです。」
 
 ネオ「なにそんなに慌てているの?」
真由美「何か隠し事してるでしょ。」
 
 ジオ「え、それはまぁ。こういう活動していると色々と。」
 
 ネオ「え?俺ないよ。」
 
 ジオ「ああ、さいですか。」
真由美「(微笑みながら)先生そういうの嫌いじゃないから
    良かったら相談に乗るわよ。」
 
 ジオ「いや、まだ行き詰まった訳じゃないですし、又今度にします。」
 
 ネオ「あ、今日の小テストの相談ならありますけど。」
真由美「駄目よ。自分の力で頑張ることに意味があるんだから。」
 
 ジオ「それもそうっすね。んじゃ、失礼します。」
 
 ネオ「あ、そいじゃ。」
真由美(あの二人・・・やっぱりそうなのかしら。
    ネオ君にはその可能性があるけど。ジオ君が分からないわ。
    その氣は微かにあるんだけど・・・。)
 
 GM「自分達の運命共同体を探し初めたネオとジオ。
    その彼等に偶然か必然か、何れにせよ巻き込まれた
    彼女たちはどうなるのか。 縁があったらto be cotinued!
    それはそうと、先生そのモノローグ怪し過ぎです。」