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 Bitmapクラス追加定義 数字キャッシュ化

◆ 説明
  1. ゲームを作っていく上で、文字の描画というのは非常に重要な処理です。しかし、その処理には非常に時間がかかり、ゲームの処理速度を落とす大きな原因になります。特に数字は描画のたびに内容が変わることが多く、ビットマップをキャッシュ化(一度作ったデータをメモリ上に溜めておいて再利用する技術)するのは非常に手間です。

  2. そこでこのスクリプトではメニューなどで多用されるであろう数字ビットマップのキャッシュをBitmapクラスに実装し、簡単に描画の高速化を図ることができます。

  3. ただし、あくまでも命令を実装するだけのものであって『このスクリプトを入れただけ』で効果を発揮する類のものではありません。よって使用するにはある程度RGSSに関する知識が必要です。

    イベントコマンドのスクリプトから利用したい方は、コラム「イベントコマンドからビットマップを描画するには」を参考にしてください


  4. また、キャッシュはビットマップファイルからも作成可能です。飾り数字などにどうぞ。

◆ 検証

 ・試しに当方のPCで、実数-12345.6789を1000回描画して時間を計ってみたところ、以下のような結果がでました。

メソッド名 描画時間
RGSSデフォルト draw_text 5.8秒
スクリプト追加分 draw_cache_num 3.4秒


◆ ダウンロード
 Bitmapクラス 数字キャッシュ化 ver 1.00 DL

◆ リファレンス
 Bitmap追加定義 リファレンス

◆ 使用方法

 ツクールのスクリプトエディタの最上部に新規セクションを作成しスクリプトの内容を全てコピーしてください。
 このスクリプトが他サイトのスクリプトと競合することはまずありえないと思います。