Business Trip(1998/5/14〜1998/7/11:USA  Tennessee)
第7週目
 

6/22(月)
5日稼働の最終週の始まり。
相変わらずベッドのマットが柔らかいため、朝、体が痛い。疲れが取れないのである。
S井君は何かふっ切れたみたいで、あと3週間頑張りましょうと言ってきた。これで、仕事も休日も何とかなりそうだ。

仕事は図面を書く最後の仕事に入っているが、本日で終了。書き上げた図面のチェックで時間を過ごした。こういう日は1日が長く感じた。そろそろ、いろんなまとめに入ろうかな。

夕食は自炊。そして、いざ食べようとというときにH家さんから電話が入った。いろいろ話しているうちに30分位は過ぎただろう。ご飯とおかずがすっかり冷めてしまった。そして、夜寝る前に光月に電話を入れ、元気でいることを伝えた。

6/23(火)
今日は午前中から、きなくさい話題があった。出張期間延長という話だ。昨日から、聞こえてきていることだったが、スタータの件でもあるというのは初めて聞いた。内心おもしろくない話である。こちらは、あと2週間ちょっとで帰れると思っているこの時期に話が持ち上がるはいただけない。

夜アパートにH家さんから電話があった。午前中に入れたFAX に対する回答連絡。その際に、こちらで話題になっているB端子プロの設計応援について話した。とりあえず、こちらの言い分を言ったが、この先どうなるかは分からない。少なくての来週早々には結論がでるであろう。 

6/24(水)
平穏な一日だった。しかし、仕事もまとめに入っているので退屈である。
Y根君からのメールが届き、ちょっとした日本の状況が把握できた。こういう情報こそが楽しみなのである。

夕食はおいしいと言われるオールドステーキハウスに行こうとしたが、はっきりとした道が分からず断念。しかたなく、ファミリーレストランに入り、ステーキを頼んだ。明日、地図を書いてもらい、来週あたりチャレンジしよう。

帰りの飛行機をシンシナティ経由ができるかどうかを確認するために本社に駐在している郵船に電話をした。しかし、内線を利用してでの電話が混んでいて使えなかった。しかたなく、通常の電話のかけ方(郵船の外線)で電話。しかし、そっけなく、そちらの人事に聞いてNY 郵船に電話して下さいと言われた。なんか話しと違うと思った。

6/25(木)
平穏に過ぎていたが、仕事で大きな不具合にが発生。電気打ち合わせをしてから、S井君が設計を始めて分かったことだった。組図を1枚書くことになった。でも、時間調整には手頃かも。まずは検討して明日からにしよう。

DMTNの人事に行って、NY 郵船の電話番号と担当の名前を聞いた。早速電話したが、担当者がいない。しかたないので、電話に出た女性に説明して切り替えが出来るかを確認してもらうことにした。しかし、返答は出来ないということだった。でも、担当が明日ならいるみたいなので 、また明日かけてみることにした。可能性は薄い。 

6/26(金)
朝一番でE永さんにアトランタのことで聞いてみた。そしたら、N村マップを出してくれた。これは、N村さんが以前出向しているときにアトランタに行ったことのあるところをまとめて作った地図だった。さすがに細かく記入してある。これなら、何とかなりそうだ。

仕事は昨日発生した不具合について、図面修正と新規図面の作成を開始。一日かけて、修正と組図の作成を完了。来週、部品図製作に入る。

定時後は、I藤さんの歓迎会。メンバーは工機設計と仕上げ。しかし、米人の設計は2人、仕上げはゼロだった。その他の参加者は、チュンタオ・ケビン・仕上げの出張者3人。なんか、さびしいものがあった。E永さんの話によると、工機設計のミーティングでみんなのスケジュールを確認して今日に決まったのに、参加者が2人。結局こんなものなのかと思った。

一次会はマンダリンハウス、二次会はフーターズ。しかし、明日からのアトランタ旅行に備えて、控えめに飲んで帰ってきた。 

6/27(土)
今日からアトランタ旅行。前回は夕食と泊まっただけという感じだったが、今回はお決まりのコースは見る事にしている。まずは車でI-75を走り、3時間半で到着。結構近い。距離にしたら、350km。豊田から東京を走ったくらいだが、疲れはあんまり無い。

最初はCNNセンター。ツアーチケットを購入し、約40分の見学。しかし、話だけが多いツアーの場合は結構つまらない。見学後、センター内にあるギフトショップで買い物。ここでは、小物を重点に購入。

次はワールド・オブ・コカコーラ。CNN センターから歩いて行ったが、途中の路上に危なさそうな黒人が結構いて怖かった。なんとか、目的地にたどり着いたが、入場者の列が出来ていた。何分後に入れるか検討がつかない。それでも並ぶしかないのである。しかし、並んでみると、以外と進んでいくではないか。30分位で中に入ることが出来た。中はコカコーラの歴史でいっぱい。歴史のある飲み物であり、全世界で愛飲されていることを感じとった。映写室に入ると各国でのコーラの紹介がされており、自分の国が紹介されると拍手する人もいた。試飲コーナーでは、コーラの他にコカコーラ社で作られているソフトドリンクもあった。また、同じ銘柄で各国ごとのコーナーもあったが、そんなに飲めるものではないので止めた。

ワールド・オブ・コカコーラを出てからは駐車場まで、アンダーグラウンドという地下街を通って帰った。しかし、アンダーグラウンドも黒人が多く、私にとっては異様な世界に感じた。なんとか無事に駐車場にたどり着けた。

まだ夕方までは時間があるので、レノックススクエアに行くことにした。ここでは、K美の誕生日プレゼントを買うことにしていた。ルイビトンに入ってみると店の米人が寄ってきた。『日本語だけか』と聞いてきたので、『はい』と答えたら、日本人の店員を付けてくれた。リュックを買うことにしていたので、手頃なやつを見せてもらった。予算オーバーではあるが、しかたがない。現金の持ち合わせが無かったのでカードで購入。帰国のときは、その分の現金を持ってかえらなければならない。次は近くに、岩瀬書店という本屋があるので何か買おうと行ってみた。しかし、これだという本が見つからず、ほんとに暇つぶし程度の本を購入。

買い物を済ませ、夕食は『すし福』しか頭になかった。EさんからコピーでもらったN村マップをもとに車を走らせ、何とか目的地に到着。しかし、以外と空いていた。前回は寿司を食べなかったので今回は寿司の盛り併せを頼んだ。座席にいると、『S井さん』と呼ぶ声が聞こえた。オルタ生技K谷さんだった。今日、日本から両親がみえてアトランタに泊まることは知っていたが、まさか、ここで会うとは思わなかった。久々の寿司を味わって食べてから、ホテルに行った。 

6/28(日)
昨夜は上の宿泊者がうるさく、眠れなかった。朝も7時前には目が覚めてしまった。

今日は、ストーンマウンテンに行くことにしていた。写真や話では情報は入っているが、実際に行ってみると圧倒された。近くに説明をしてくれる放送が有り、日本語もその中にあった。S井君がトイレに行っている間に、日本人観光客がくるとボタンを押して行くので、2回も聞くことになり、さらにS井君がトイレから出てきてからはまた聞くことになり、結局3回聞いた。

スカイリフトで頂上へ移動。360度見ることが出来た。しかし、遠くがかすんで良く見えなかった。20分位頂上にいてから降りてきた。ギフトショップを除いたが、いいのが無いので止めた。

実はストーンマウンテンにいる間中は腰が痛くてたまらなかった。しかし、車を運転する際にシートを結構立てて座っていたら、痛みは和らいだ。一時はどうなるかと思った。

ストーンマウンテンの次は買い物。S井君は帰国日が奥さんの誕生日なので、プレゼントにティファニーで何か買いたいと言っていた。しかし、デパートに到着すると、12時前なので閉まっていた。しかたないので、ちょっと早いが昼食を食べて12時を過ぎるのを待った。まず、最初はNIKETOWN に入った。私はそこだけで用が足りた。私が物色している間にS井君はティファニーで買い物。私は姉さん家族(6人家族)の土産にTシャツを購入。Hさんにはスーツケースを借りているので、ゴルフクラブを拭くタオルを購入。残りのお金が寂しくなってきた。

買い物も終わり、『とまと』という日本食料店に行き、ボンカレーを購入して、あとはメルビル目指して車を走らせた。

第6週目←  →第8週目