ようこそ 知立花菖蒲園へ

平成27年の花しょうぶ祭りは6月20日(土)をもって終了しました。

来年(平成28年)またお越し下さいますようお願い申し上げます。


写真で見る平成25・26・27年度の花しょうぶの開花の様子(3年分)



@ 平成27年度分
(5月25日の写真から順番に下の方の。6月20日までの写真をご覧下さい。)


西 の 池 東 の 池
5月25日(月) 5月25日(月)
5月28日(木) 5月28日(木)
5月31日(日) 5月31日(日)
6月3日(水) 6月3日(水)
6月5日(土) 6月5日(土)
6月8日(月) 6月8日(月)
6月11日(木) 6月11日(木)
6月13日(土) 6月13日(土)
6月15日(月) 6月15日(月)
6月17日(水) 6月17日(水)
6月20日(土) 6月20日(土)



A
 平成26年度の様子(5月25日の写真から順番に下の方の。6月16日までの写真をご覧下さい。)

西 の 池 東 の 池
5月25日(日)現在 5月25日(日)現在

 まだほんの一部分しか咲いていません。

全体の中で一花だけの開花、蕾多し。
5月27日(火) 西の池 5月27日(火) 東の池

 まだほんの一部分しか咲いていません。

全体の中で4〜6花程度しか咲いていません。、蕾は多し。
5月29日(木) 5月29日(木)
5月31日(土) 5月31日(土)
6月2日(月) 6月2日(月)
6月4日(水) 6月4日(水)
6月6日(金) 6月6日(金)
6月8日(日) 6月8日(日)
6月10日(火) 6月10日(火)
6月14日(木) 6月14日(木)
6月14日(土) 6月14日(土)
6月16日(月) 6月16日(月)


B 平成25年度の様子(5月28日の写真から順番に下の方の。6月17日までの写真をご覧下さい。)
西の花しょうぶ園 ↓(5月28日撮影) 知立神社東の菖蒲園 ↓(5月28日撮影)
6月1日撮影  6月1日撮影 
6月5日撮影  6月5日撮影 
6月7日撮影  6月7日撮影 
6月9日撮影  6月9日撮影 
6月11日撮影  6月11日撮影 
6月13日撮影  6月13日撮影 
6月15日撮影  6月15日撮影 
6月17日撮影 6月17日撮影



 ○ 由 緒


                             


 1 ハナショウブの花はどのように開くか(蕾から全開まで)

 (1)その1・・・蕾のねじれが徐々に緩み、縦長の三角形になる。次に先端部分から広がり始める。。


1

2




 (2)その2・・・蕾のねじれが徐々に緩み、逆回転するような感じで花びら(がく)が開く。        







 2 ハナショウブには、どのような品種があるか

 (1) 江 戸 系

 江戸系のハナショウブは、主にハナショウブ園に植えて、群生の美しさを鑑賞してきた系統なので、風に強く草丈も比較的高く、江戸っ子好みのすっきりした粋な感じの花が多く見られる。
 また、奇花を多く含め多様な花形が見られるのも江戸系の特徴です。性質も丈夫な品種が多くハナショウブ園に最も向く品種である。


夕 鶴
花紺青
翠 映

葵 の 上

万 里 の 響
雪 燕
追 風

江 戸 響

 (2) 伊 勢 系

花弁が垂れた三英咲きに特徴があります。また、「くも手」と言って、おしべの先端にトサカ状の切れ込みが見られるのも伊勢系はなしょうぶの特徴です。葉と花茎の高さはほぼ同じ。男性的な肥後系に対して、伊勢系は女性的な繊細な美しさにあふれています。花弁のちりめん状のちぢれと三英咲きが主である。

朝 日 空

桃 霞

紅 孔 雀

神 路 の 誉

 (3) 肥 後 系

 極大輪で堂々とした風格に特徴がある。本来は室内鑑賞を目的として改良されてきた系統で、豪華でゆるぎない品格を兼ね備えている。反面、露地栽培では大輪の花が風雨に弱く、群生美に欠け、繁殖力も江戸系に比べてやや落ちるなどの欠点もある。近年では、それらの短所を改良した優秀花が作り出されている。しかし、何と言っても本来は、一輪の花を室内でじっくりと観賞したい系統である。草丈はやや低めで、6英咲き(雌しべが発達)が主である。


朝 日 の 雪

駒 繋

紅 葉 山

金 剛 城

 (4) 長 井 古 種

 花色は多彩ですが、花形は原種のノハナショウブの面影を色濃く残し、群生させると美しく野趣に富んだ爽やかな容姿が見事です。強健な性質を持ち放任栽培にも耐え、楚々とした風情は切花や茶花に好適である。

長 井 白

袖 娘

長 井 小 紫

長 井 清 流

 (5) 種間交配種

 このグループは現在、キショウブハナショウブ、また、カキツバタハナショウブの交配が成功している。キショウブとハナショウブの交配第1号は、『愛知の輝き』で名古屋の大杉氏により1950年に作出されている。このグループはどういう訳か黄色味が強く、草丈が一般的なハナショウブと比べると低く、かつ花も小輪である。しかしながら、近年、『金冠』『緑黄黄金』『酒井の黄金』など、葉が濃緑で草丈も高い品種が作出されるようになってきた。

愛知の輝


金 冠 


ノハナショウブ


 
キショウブはハナショウブの近縁で明治の中頃ヨーロッパから渡来した。当初、観賞用として栽培されたが、現在では野生化し全国各地の水辺に自生している。ハナショウブは主に6月に咲くが、キショウブはカキツバタと同じように5月に咲き、鮮やかな黄色が特徴的です。1日花ですが、花茎は3つに分かれ、8花以上つくので、花は次々と咲く。

 ノハナショウブは、ハナショウブの原種と言われている。カキツバタと同じような紫色の花が6月に咲く。知多の阿久比町では『花かつみ』と呼ばれ、伊勢の斎宮(三重県明和町)では『ドント花』と呼ばれている。

 ハナショウブは、江戸時代の中頃、旗本の松平左金吾(1856年没)が陸奥の安積の沼に自生していた美しい花『安積の沼の花かつみ』(ノハナショウブ)を園に移して改良を加えたと言うのが今日の花菖蒲であり、改良の不朽の名著として『花菖蒲培養録』として200種余りをのこしている。江戸末期になって一段と育種・改良が進み、その発達の歴史的事情から江戸系、伊勢系、肥後系などと分けて扱われるようになった。

 伊勢系は斎宮(三重県明和町)の『ドント花』から改良されたと言われている。そんな関係からか、三重県の花はハナショウブとなっている。





















ノハナショウブ



  


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