トキドキ(時々)日記(過去の分)
●●●2004年(平成16年)6月分●●●
【2004年(平成16年)6月30日(水)】
参議院選挙の盛り上がりがいまひとつです。
社会経済情勢の先行き不透明感など、現状に対しての不満がひじょうに高ぶっているにもかかわらず、政治に無関心な方は、残念ながらどんどん増えているような気がします。
地方政治に携わるひとりとして、市民の政治離れを防ぐことは、大きな課題であると思っています。
私が定期的に行なっている街頭演説のひとつの目的も、そうした政治への関心を少しでも高めていただくことにあるのですが、現在、まちづくり研究会が行なっている「まちづくり基本条例」についても、その策定プロセスと併せて、政治離れの一助となると確信しています。
まちづくり研究会に参加されていらっしゃる方よりメールをいただきました。
会の愛称を「まちQ」とされたということで、楽しそうです。
「まちQ」のような団体がそこらじゅうででき、どこかしこで、まちづくりの話しをしている・・・なんて、素敵な情景です。
「知立の政治意識は全国ナンバーワン」と言われるようにしたいものです。
【2004年(平成16年)6月29日(火)】
こうして日記を付けている私の部屋は物置と兼務しており、ストーブあり、クリスマスツリーあり、子供のおもちゃがあるなど、ひじょうに乱雑なのですが、不思議と落ち着く部屋で気に入っています。
ただ、屋根裏にあることからひじょうに暑く、扇風機をまわしているのですが、なかなか効き目がありません。
今日は、福祉体育館で市内小中学校PTA(10校)対抗運動会。
各学校応援にも力が入り、ひじょうに暑い一日でした。
優勝は、来迎寺小学校。
我が竜北中学校は、4位とまずまずの結果でした。
ただ、練習のときに、校長先生が教えてくださった綱引きの秘策を試してみたのですが、今ひとつであったことが残念で、次回の機会(町民運動会、市民運動会など)に活かしていこうと思っています(笑)。
【2004年(平成16年)6月28日(月)】
知立市文化会館(パティオ)が完成してから、今年度で4年目になります。
文化にはお金がかかるとよく言われますが、全くそのとおりで、年間約6億円(借入金の償還が約3億円、高熱水費等運営費が約3億円)の経費が投入されています。
しかし、以前も書いたのですが、完成したからには批判ばかりも言ってはおれず、できるだけ使用しなければ・・と思い、私自身、毎年パティオ・シアターカレッジに登録し、週1回ペースで利用をさせていただいています(昨年はモツレクをやりました)。
今回、パティオ発行の機関紙に昨年度の利用者数等が掲載されていたので記しておきます。
〇1年間の利用者数:約17万3千人(1日平均来館者568人)
〇施設利用率:平均77.2%
(かきつばたホール:53%、花しょうぶホール:60.2%、リハーサル室4:100%など)
〇主催者:個人やサークル40%、各種団体24%、芸術創造協会15%、知立市や企業10%など
(市外の方が3分の1)
リハーサル室4に限らず、リハーサル室はどの部屋も人気が高く、ギターを抱えた若い人等で連日盛況だそうです。
一方、かきつばたホールは53%ということで、もっともっと利用者が増えていくことを望むものです。
【2004年(平成16年)6月27日(日)】
今日は各町別に26チームが参加しての知立市ソフトボール大会。
知立中学校グランド、御林公園、昭和グランドの3箇所で熱戦が繰り広げられました。
結果は、
一位:山町、二位:南陽区、三位:谷田、上重原
ということで、山町は、昨年度に引き続きの連続優勝となり、今ごろ大いに盛り上がっていることと思います。
【2004年(平成16年)6月26日(土)】
今日午前は竜北中学校の体育館で市内小中学校PTA(10校)対抗運動会の練習。
種目は、
@二人三脚Aドリブル競争B長縄跳びC綱引きD紅白玉入れE障害物リレーです。
綱引きは、校長先生が的確なアドバイスを下さったので、当日は優勝できるかもしれません(笑)。
終了後、知立駅前で街頭演説。
午後2時より、知立市小学校中学校PTA連絡協議会の役員会。
午後3時30分より、知立市中学校高校PTA連絡協議会総会。
終了後、ユニー知立店で街頭演説。
声に迫力が無いことを度々指摘されていたので、今日はマイクをできるだけ遠ざけ、腹の底から声を出しました。
演説後は声もかすれがちとなりましたが、清々しい気持ちになりました。
今日、参議院選挙の不在者投票を行ないました。
公職選挙法の改正により、今回から、不在者投票が期日前投票という呼び名になり、投票日における投票手続きと、全く同様の手続きで行なえるようになりました。
従来、不在者投票の手続きは、投票日当日に死亡等の理由で無効票となった票を抜き取るために、投票用紙を2重封筒に入れ、表封筒に自分の名前を明記し、投函するという方法で行なっていたのですが、今回からは、そんな手間な作業は全く必要ありません。
市役所ロビーで、何も持たずに気軽に行なえますので、ぜひ、ご活用ください。
【2004年(平成16年)6月25日(金)】
今日は6月議会の最終日。
議案について採決を行い閉会となりました。
私の一般質問、今議会での内容などは、「市議会活動」をご覧下さい。
今議会では、法人市民税の値上げ(法人超過課税)が焦点のひとつとなりました。
資本金が1億円以上の法人については、現行12.3%の税率が14.7%(地方税法の上限)となり、知立駅連続立体交差事業が着工される18年度より5年間の時限措置となります。
知立駅連続立体交差事業、駅周辺土地区画整理事業には莫大なお金がかかることから、法人超過課税の他にも様々な財源捻出の提案が議会からも出されています。
@愛知県と知立市における事業費の負担割合の見直し
A高利率地方債(借金)の借り換え
B事業自体の見直し
C行政改革
この内、@からBまでは、全会派一致の意見でありますが、Cについては、私たち市政会は特に強く主張するところであるのですが、他会派からもより関心を持っていただくよう期待をするものであります。
現在市役所で、7月10日(投票日の前日)まで午前8時30分〜午後8時の間、不在者投票ができます。
今回から、市役所1階のロビーが会場となっていることから、市民の方が市役所に寄られた際についでに投票されていかれる方も多いようで、投票率のアップが見込めそうです・・・。
【2004年(平成16年)6月24日(木)】
来迎寺保育園、来迎寺児童センターの改築についての地元説明会に出席。
(来迎寺保育園)
〇建築年度 17〜18年度
〇定員 約100名(現在は80名)
〇建築面積 約1350u(現在は800u)
〇構造 鉄筋コンクリート(一部2階建)
〇総事業費 5億4千6百万円(内用地代1億6千万円)
〇国県補助金 1億2千万円
(来迎寺児童センター)
〇建築年度 17年度
〇建築面積 約420u(現在は271u)
〇構造 鉄骨造平屋建
〇総事業費 9千6百万円
〇国県補助金 3千万円
現状においての大きな課題としては、駐車場と、国県補助金の状況です。
特に、国県補助金については、国、県の財政事情がひじょうに悪化しており、交付されるかどうか、私たち議員に期待される部分も多いことをひしひしと感じました・・・・・。
【2004年(平成16年)6月23日(水)】
私は、議会便り編集委員の主に写真担当をしており、今度の議会便り「こんにちは」の表紙写真に何を載せようか現在思案中です。
過去の6月議会後の「こんにちは」(8月1日発行)の表紙写真を見てみると・・・・・
7年(花火)、8年(プール)、9年(文楽)、10年(中学生茶道)、11年(盆踊り)、12年(ミニバス)、13年(プール)、14年(良いとこ祭り)、15年(保育園の七夕会)となっています。
夏の風物詩を載せるか、また、予算に盛り込まれている新規事業などを載せていくのか、いずれにしましてもインパクトのあるものを載せたいものです。
【2004年(平成16年)6月22日(火)】
過日、紹介していただいた自閉症の方が描かれた絵の展覧会に行ってきました。
夢のある楽しい作品ばかりで、心を穏やかにしてくれます。
知立の郵便局で開かれていますのでぜひご覧下さい。
午後は、議員有志で、環境組合(クリーンセンター)と、小松寺の移転先について現地見学。
今のクリーンセンターは昭和61年に建設されたのですが、日々稼動していることから老朽化がひどく、17年度建設工事、21年度に使用開始という予定で、建て替えすることとなっており、現在、基金の積み立て中です・・・。
【2004年(平成16年)6月21日(月)】
今日は、6月知立市議会の建設水道委員会を傍聴。
本会議の質疑でも話題になった知立駅周辺土地区画整理事業における小松寺用地を取得するための補正予算について再び議論となりました。
当初予算では、用地購入を一般会計で予定していたのですが、国庫補助基準が更地でないとダメということで、ひとまず、土地開発公社で用地購入し、更地後に国庫補助金を充当し一般会計で買い戻すという補正予算の内容です。
土地開発公社というのは、「公有地の拡大の推進に関する法律(昭和47年6月)」を根拠法令とし、文字通り公有地を取得することを目的としており、知立市では、助役が理事長となっています。
財源は市中の金融機関からの借り入れで全て賄っていることから、市に予算が無くても公有地を買うことができるので、バブル期など、土地の値上がりが激しいときなどは大いに土地開発公社が活用されたのですが、最近では、その活用がめっきり減ってきており、公社自体の存在意義が問われていた中での久々の公社活用です。
しかし、公社で購入すると借入利子が加算されていくことから、公社の借入先を市中の金融機関でなく、市の都市計画施設整備基金からにするべき、という議論もあり、9月議会までには、方針が決定されます。
過日、ご紹介した「点字名刺」の注文を早速いただきました。
ありがとうごじました。
「点字名刺」の輪がどんどん広がることで、目のご不自由な方の自立の道も少しづつ広がっていきます。
【2004年(平成16年)6月20日(日)】
今日の街頭演説は、夕方の5時ごろから行なったので、ユニー知立店では、夕飯の準備をされるお客さんなどで賑わっており、何人かの方々に励ましのお言葉をいただきました。
教育基本法の改正について議論があります。
「国を愛する心・・・」を法律に明記してはどうかという意見に対し、「国を大切にする心・・・」の方が良いのではとか、そんな言葉明記する必要がないとか、様々です。
「新聞読み比べ」(6月18日)にも記載したのですが、読売新聞は社説の中で、「『国を愛する心』でなぜいけない」と、「国を愛する心」を法律に銘記することに対し、肯定的です。
一方、朝日新聞は社説に「愛する国とはどんな国」と見出しを付け、法律に明記すれば、「国旗・国歌法」同様、学校で指導が強制される恐れがあるという理由で、批判的です。
読売新聞の販売数が1日1300万部に対し、朝日新聞は800万部と、世論形成に、ひじょうに影響力の強い両紙が全く異なる見解を示しています。
「バカの壁」の筆者養老猛司氏は、
「人間の指紋は世界でただひとつであるように、人間は生まれたままでそれ自体が「強い個性」であり、社会に何もルールが無ければ個性がぶつかり合い、住み難い社会が生まれる。よってルールは必要」というようなことを仰っています。
私は、「国を愛する心を持つ」ということは当然のことであり、法律明記には賛成ですが、「イラクへの自衛隊派遣」、「多国籍軍への自衛隊参加」、「憲法9条改正」・・・、とこうした流れの中で、「教育基本法改正」というテーマが同一歩調の議論の中で結論付けられてしまうのには反対です。
「愛国心」という言葉は、私たち戦争を知らない世代には想像もつかないようなアレルギーを持っているご年輩の方々もたくさんいらっしゃると思います。
拙速に結論を出してしまうのでなく、中身のある議論を継続していくべきであると思います。
【2004年(平成16年)6月19日(土)】
今日の街頭演説は、知立駅が10時30分から、ユニーは11時30分からと、いつもより若干早めに行ないました。
6月議会の内容などについて、報告させていただくと同時に、「お時間の許されます方は、ぜひ、議会を傍聴してみてください・・・」と、繰り返し強調させていただきました。
夜は、町内の生涯学習委員会の初会合。
昨年度同様、ペタング、ちぎり絵、絵手紙、囲碁、ガーデニング、と、今年新たに、苔玉づくりを加え、合計6テーマをメニューとすることに決めました。
私は、昨年は、ペタング、ちぎり絵、絵手紙に参加したのですが、今年は、苔玉づくりも挑戦してみようと思っています。
知立市史編纂委員会でご尽力されいらっしゃった先生が、「八橋村誌(明治13年12月)」のコピーを送ってくださいました。
様々なことがひじょうに克明に記されており、今住んでいる私たちも継承し、記していかねばと思うところです。
「八橋の歴史」について、「身近な疑問」に掲載させていただきました・・・。
【2004年(平成16年)6月18日(金)】
今日は、市民福祉委員会を傍聴。
今議会で市民福祉委員会に関係している案件は、「知立市印鑑規則の一部を改正する規則」のみということで、午前中に終了となりました。
印鑑登録をする場合、本人が窓口に行った際には、その場ですぐに登録処理ができるのですが、代理の方が行った際には、その場ではすぐに処理ができず、本人確認をした後に、初めて登録処理が可能となります。
今回の規則では、印鑑登録事務を一層厳格に行なっていくために、代理申請の場合における本人確認手続きが、従来よりもより厳しくなったという内容です。
ある議員が、外国人の状況についてご質問されました。
知立市の外国人は、現在3051人いて、その内、印鑑登録可能な15歳以上は2526人。
そして、実際に印鑑登録をされていらっしゃる方は、881人ということでした。
外国の方の印鑑は、どんな印鑑なのでしょう?
ちょっと興味があります。
ある方から、自閉症の方が描かれた絵葉書を送っていただきました。
楽しそうなペンギンが描かれており、どれも柔らかなタッチで、色使いもとっても素敵です。
近々、展覧会を開かれるということで、ぜひ出かけてみようと思います。
三河八橋駅の高架事業が進められています。
三河八橋駅は、豊田市に位置することから、豊田市が、花園地区の区画整理事業の一環として、第二東名高速道路付近から線路を高架にし、それに併せて三河八橋駅も高架となるということです。
平成21年度を完成見込みとしているようですが、まだまだ懸念材料も多いようで、関係地域である八橋町との話し合いの機会も今後、増えてくることが予想されます・・・。
【2004年(平成16年)6月17日(木)】
今日は、知立市議会企画文教委員会。
本会議の答弁者が主に担当部長であるのに対し、委員会では担当課長が答弁するので、より細部に渡った内容を聴くことができます。
主な内容については、以下のとおりです。
(1)消防団員には、給料は支払われないが、火事などに出動した際には出動手当てが支払われている。しかし、分団によっては、懇親会費などに充当するため、分団として留保する場合も多く、今後、団員への理解を求めることが必要。
(2)消防団員の後継者確保が難しい状況にあり検討課題。
(3)資本金1億円超の法人における法人市民税の税率を、12.3%から14.7%にすることにより、3400万円の増収を見込む。計算式は、「法人税額(国税)÷従業員総数×市内従業員数×14.7%」
(4)三菱自動車関係についての経済的影響は、知立市にはほとんど無い。
(5)知立小学校の体育館建設については、今月28日に、PTA、学校関係、地区役員の方々に参加していただき、説明会を開催。また、関係地区には、回覧版でお知らせする。
(6)指名競争入札では、契約額がなかなか低くならない。来年度には、一般競争入札ができるように、現在検討中である。
過日お邪魔しましたNPO法人「えんご会」では、障害を持った方の職業訓練もされておられ、目の不自由な方が、名刺などに点字を入れられる作業をしていらっしゃいます。
私の名刺にも一部点字を入れていただくように頼んでおいたところ、出来上がったという連絡を受け、いただきにまいりました。
まだあどけなさが残る女の子が、「できました。ありがとうございます。」と私の手を確かめながら手渡ししてくださり、とっても感激しました。
1枚完成するのに2時間から3時間はかかるということで、ひじょうにご苦労が多いようですが、自立するために一生懸命頑張っていらっしゃいます。
1枚50円で点字を入れていただけます。
ご関心のある方は、どんどん注文してあげてください。
【連絡先】
NPO法人「えんご会」
安城市明治本町14の1
(0566−72−6780)
【2004年(平成16年)6月16日(水)】
今朝の新聞に「政府が認定した地域再生計画」が掲載されており、愛知県からは、全国で最も多い18件の地域再生計画が認定されていました。
碧海地域では、安城市、碧南市、高浜市が認定されており、各市の担当者にその概要をお聞きしました。
(安城市)
〇「安城市再生基準AAA〜安心・安全・安城のトリプルを目指して〜」
中心市街地の活性化を図るにあたり、道路占用や土地利用など様々な規制を緩和しながら、より地域課題に適応したまちづくりを行なっていく。
(碧南市)
〇「大浜地区歩いて暮らせる街づくり事業」
大浜地区は、寺が多く、文化財も多いことから、散策道路を作り、また、ポケットパークもつくったりしながら、市民みんなが気軽に集い、昔の井戸端会議が各場所で行なわれるようなまちを目指す。企画課、観光課、教育委員会、都市計画課など、各課を挙げて総力で行なっていく。
(高浜市)
〇「次世代をはぐくむ「笑顔でいっぱい」地域再生計画」
既存の勤労青少年ホームを核にし、中高生の居場所づくりを図っていく。中高生が自ら企画し、運営していきながら、連帯感を高め、地域のまちづくりの担い手としても期待をしていく。
地域再生計画は、地域の特性を生かして各自治体が策定したまちづくり策を、国が規制緩和や権限移譲などで支援するというもので、これまでのように、国の方針どおりに一律に行なわれてきた自治体のまちづくりが、少しづつ変化をしてきています。
地域再生計画、構造改革特区、指定管理者制度、特別地方行政法人・・・地方分権に向けての自治体づくりの材料・手段は多様に用意されてきており、今後、益々加速する地方分権化の動きの中で、各自治体の自治力が問われ試されています。
その中で、知立市のみが、何もしないで、このままで存在し得るのか?
議会や街頭演説、ホームページなどで、問い続けていきたいと思っています・・・・・。
【2004年(平成16年)6月15日(火)】
今日は、6月議会の議案質疑。
主なものについて、記載させていただきます。
(1)消防団員の退職報償金の支給額の値上げ
正業の傍らご活躍いただいている消防団員の身分は、非常勤特別職公務員です。
給料は出ないのですが、退職される時、在職年数に応じて、報償金が支給されており、今回2000円の値上げをします。
改正後の支給額については、(身近な疑問)を参照してください。
(2)法人市民税の値上げ
知立駅連続立体交差事業の仮線工事が着工される18年度より5年間の時限措置となりますが、資本金が1億円以上の法人については、現行12.3%の税率が14.7%(地方税法の上限)となります。
県内では、約半分の自治体が14.7%となっています。
(3)知立小学校体育館建設事業の契約
工事費288,750,000円で、近藤・共和特定建設工事共同企業体が落札。落札率98%。
落札率というのは、「契約額÷予定価額」ということで、低ければ低いほど競争原理が良く働いているといえます。
落札率98%というのはまだまだ高く、今回は、12社の指名競争入札であったのですが、今後は、一般競争入札も視野に入れ、落札率をより低くする方法を考えなければいけません。
(4)駅周辺土地区画整理事業における用地購入(小松寺用地)の補正予算
当初予算では、駅周辺土地区画整理事業の用地購入を一般会計で予定していましたが、国庫補助基準が更地でないとダメということで、ひとまず、土地開発公社で用地購入し、更地後に国庫補助金を充当し一般会計で買い戻すこととなりました。
また、土地開発公社の金利が高いので、都市計画施設整備基金を活用する予定です(9月補正予算の予定)。
【2004年(平成16年)6月14日(月)】
今日は、竜北中学校でPTA主催の教育講演会。
「アフガニスタンの女性問題」という演題で、セーブ・アフガン・チルドレン(SAC)の会代表のファタナ・サーベさんがご講演して下さいました。
アフガニスタンでは、長年の内戦やタリバンとの戦争で100万人ともいわれる子供たちが親を失い厳しい生活を送っており、SACは、アフガニスタンの戦災孤児への援助と女性の自立教育活動を目的としています。
サーベさんらの尽力で、教育を受けることができている戦災孤児がビデオに映し出されていたのですが、「安心して勉強できることがとっても嬉しい・・・」ということば、また、「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」と日本語を嬉しそうに習っている子供たちのけなげな姿を見るにつけ、日本の平和のありがたさと、貧富の差が激しいこの世の中に、もどかしさを感じます。
今日の講演は竜北中の体育館で行なわれ、全生徒が私たち大人といっしょに聴講していたのですが、帰宅した息子に感想を求めると、自分なりに感動した様子でした。
まちづくり条例のことについて、担当課にお邪魔しました。
条例の議会提出は、17年3月議会と予定しているにもかかわらず「施行日は未定」ということで、なかなか決めきれないようです。
条例の内容次第で、施行日に影響してくることが無いとはいえませんが、3月可決であれば、年度始めである4月1日施行というかたちが最もすっきりするように思われます・・・。
【2004年(平成16年)6月13日(日)】
今日は、朝から町内ソフトボール大会。
13チームが出場したので、優勝チームは、4連勝ということになりなかなか大変なことです。
私たち文化体育部員は、審判やグランド整理などソフトボール大会が円滑に進む様、裏方に従事するのですが、各チームの選手として、出場する場合もあります。
幸い、私も組長さんよりお誘いを受け、4番(4番目の打者)サードで出させていただきました。
残念ながら我がチームは1回戦で負け、その後はズーッと審判など裏方となったのですが、やはり、試合に出ていたほうが楽しいことを改めて実感。
来年こそは!と、チームの仲間と誓い合いました(笑)。
終了後、アピタで衆議院議員大村ひであきさんの街頭演説のお手伝い。
大村さんは、この度、安倍晋三さん、石原伸晃さん、野田聖子さん、山本一太さんら、自民党の若手24名で、「新世代総理を創る会」を発足されました。
従来の派閥を超えた活動をしていきながら、将来の総理を創っていくという、ひじょうに夢のあるプロジェクトで、そのキャンペーンカーの上での街頭演説でした。
自動車には、「自民党」という文字はひとつも入っておらず、「俺たちにまかせろ!」というコメントが入った赤とグレーのひじょうに目立つ車です。
これで、全国各地を回るということで、大村さんの話ですと、「東京だと、このくらいの車でないと、全然目立たないから・・・」ということでした。
新世代総理を創る会の今後の活動が楽しみです。
【2004年(平成16年)6月12日(土)】
今日午前中は、子供会の役員さんに頼まれ、ドッジボールの審判。
今日は、低学年(3年生以下)の試合を担当したのですが、明らかにボールが当った子供に対し、「アウト!」と言い、外野に出るように指示したところ、頑として外野を行くのを拒み、とうとう泣いてしまったのには参りました。
終了後、街頭演説。
ユニーでは、目の前でズーッと聞いていてくれた子供に、「言ってること解る?」と確認したら、「何となしに解る」ということでちょっと安心。
西小学校の4年生ということでしたが、子供にも解るように演説することがやはり基本であることを感じます。
終了後、明日の町内ソフトボール大会に備え、会場設営。
町内の大きな行事は、私たち文化体育部が主管します。
昨日の大雨で、グランドは所々がぬかるんでおり、砂を2トンほど入れていただき、念入りにトンボで均しながらの整備となりました。
夜は、日本語教室。
今日は、いつもの中央公民館が使用できず、パティオが会場となったのですが、たくさんの生徒さんが来てくださいました。
【2004年(平成16年)6月11日(金)】
今日は、6月議会一般質問の2日目。
今日は、7名の方が質問をされました。
主な内容については、以下のとおりです。
@古紙の分別収集については、現在2ヶ月に1回の収集だが、月2回程度の収集を目標に検討していく。
A生ゴミの分別収集については、今後も検討していく。
Bより市民にわかり易い広報づくりに今後も努力していく。
C連続立体交差事業を機に、名鉄三河線の三河知立駅を、もう少し、山屋敷町寄りに持っていくことができるか、現在、名鉄と愛知県と知立市とで協議中。
D最近市民の方より300万円の寄付金があり、学校の図書購入に充当する。
Eごみのポイ捨て、犬のフンを始末しない方への罰則規定を盛り込んだ条例制定に向かって、前向きに検討していく。
F自主防災会に、消防団OBの方々が入っていただけるように呼びかけていく。
この中で、Fについては、実現可能性も高く、とても素敵なアイデアであると思います。
現在、自主防災会は、町の区長さんなどで組織されているのですが、1年毎に交代されるところが多く、大地震の発生時などいざという時、適切な対応を採る事ができるか不安です。
そこで、永年、訓練を積んでこられ、技術的にも、精神的にも、防災に関し成熟されていらっしゃる消防団OBの方々に、自主防災会を組織していただければ、住民にとってもより安心感が高まります。
この提案をされたいつもお世話になっています坂田議員は、過去に、消防団長をご経験されていらっしゃるだけに、このアイデアの良さとともに、話しの展開もひじょうに説得力あるものであったと思います。
お金もかからず、地域に眠っている人的財産の活用で、より強い自主防災会が結成される、ということで、こうした取り組みは、他の行政分野においても展開できる可能性があり、要注目です・・・・・。
【2004年(平成16年)6月10日(木)】
今日は、6月議会一般質問の1日目。
今回は、15人の議員が一般質問の通告をしており、私は8番目ということで、今日の最後。
4時くらいかなあって思ったのですが、途中、停電もあったことも影響し、5時50分から順番が回ってきました。(11日のキャッチでは、多分夜中の1時)
今回は、「河川環境の改善」と「保育園の公設民営化」について質問しました。(「市議会活動」)
「河川環境の改善」では、
@河川を清掃してくださるボランティア団体に対しては、草刈り機の貸出しや、ごみの運搬、広報でのPRなど、できる限りの支援をしていく。
A河川敷を散歩コースにするなどの歩行者ネットワーク設計については、市民一般公募を6名、各種諸団体などから募り検討していく。できるだけ多くの方に参加していただくため土曜日、日曜日の開催とする。
「保育園の公設民営化」では、
@民間保育園でも公的責任をしっかりと果たしている。また、保育料も公立保育園と変らない。
A保育行政審議会での研究のほか、内部検討委員会でも並行して、保育園の民営化について研究していく。
と、それぞれ回答をいただきました。
その他の一般質問での主な問答を記載しておきます。
@教員の不適格者は、県教委の判断で、総合学習センターで1年研修し、1年後、分限処分にするかどうか決定する。
A小中学校は、外部評価を全学校で行なっている。(評価結果の公開は10校中7校)
B電柱の地中化は、知立駅周辺の区画整理事業で行なう予定。
C指定管理者制度については、現在、内部検討委員会で研究中。
Dレンタサイクル事業を年内には、始める予定。
E知立駅前に障害者用の駐車スペースを、名鉄や公安委員会などと協議していく。
F耳の不自由な方のために、「耳マーク」看板を市役所窓口に設置し、筆談対応などをしていく。
G市民農園については、以下のとおり3箇所。
八 橋 | 来迎寺 | 新 地 | |
1区画面積 | 30u | 30u | 30u |
区画数 | 54 | 12 | 58 |
年間賃料 | 5000円 | 5000円 | 7000円 |
管理 | JAあいち | JAあいち | JAあいち |
今日は、午前11時15分頃停電があり、ビックリ。
一般質問中でしたが、13時まで休憩となりました。
停電は、刈谷市、知立市など広範囲に渡ったということで、今、原因を調査中ということです・・・。
【2004年(平成16年)6月9日(水)】
安城市のNPO法人「えんご会」に出かけてきました。
NPO法人の活躍の場は、市役所にも民間企業にも手の届かないところに有り、そのサービスメニューが多様であればあるほど、当然ながら活躍の場が広がり、また、利用者にとってよりメリットが出やすくなってきます。
そんな中で、今回お邪魔した「えんご会」の行なっている事業は、次のようにひじょうに多種多彩であり、私が以前から理想として描いているNPO法人であり、知立市でもこんな法人を設立したいものです。
【「えんご会」の事業内容の一部】
(1)生活支援事業
@ホームヘルプサービス(日常生活上のお世話)
Aガイドヘルプサービス(外出介助)
B住宅修繕(手すり取り付け、段差解消)
Cその他(介護保険や福祉制度内では補いきれない分野への支援)
(2)社会参加支援事業
@障害者パソコン講師派遣
A自閉症懇談会運営
B学生ボランテイア組織運営
C手話通訳者育成
D障害者、健常者協力して音楽を楽しむ会の運営
【2004年(平成16年)6月8日(火)】
知立市まちづくり基本条例策定市民会議が今日開催されたということで、参加された公募委員の方が内容をFAXしてくださいました。
そのなかで、条例の策定スケジュールは以下のとおりです。
〇策定スケジュール
16年 5月 市民会議及び庁内策定委員会設置
11月 知立市まちづくり基本条例素案の作成
12月 意見募集(パブリックコメント)、フォーラムの開催
17年 1月 パブリックコメント、フォーラムを受けて、案の最終決定
3月 市議会に上程
未定 条例の施行
市議会への上程は「17年3月」、となっているにもかかわらず、条例の施行は「未定」、というのはどんな理由なのか、明日確認してみようと思います・・・。
【2004年(平成16年)6月7日(月)】
今日は6月議会の開会日。
市長から今議会に提出された議案等の提案理由の説明がありました。
終了後、私たちの議会会派であります市政会での打ち合わせ。
今議会の議案等における対応、また、姉妹都市への訪問の是非などについて話し合いました。
夕方より、花しょうぶ育成会の方々と懇親会(勿論自費です)。
全議員、そして市長始め三役や部長さんたちが知立神社に参会しました。
花しょうぶ祭りの期間中であるこの時期での恒例行事となっており、先月かきつばた祭り期間中に無量寿寺で行なった懇親会同様、互いの懇親を図ると同時に、祭りの気運を高めます。
終了後、同年の方々との懇親会。
昨日までの懇親旅行の写真を見ながら、今後の知立のまちづくりなどについて、時を忘れて語り合いました。
今は、日付も変り、夜中の1時30分。
お酒の入った頭ですが、熱い語りが今も心に響いています・・・・・。
【2004年(平成16年)6月6日(日)】
昨日、今日と同年の方々と、静岡県袋井市にある法多山(はったさん)に厄除けを兼ね一泊懇親旅行に出かけてきました。
法多山にある本尊正観世音菩薩は、東京の浅草観音とともに由緒ある厄除観音として知られているということで、多くの方がお参りされていらっしゃいました。
午前中には知立に着いたので、午後は、吹上げホール(名古屋市)でボクシングの試合観戦。
以前、いっしょに食事した全日本フライ級チャンピオンの中野博選手の防衛戦ということで、自分がリングで戦っているように気合を入れて応援したのですが、残念ながら、惜敗。
負けはしたのですが、打たれても打たれても向かっていくその姿にはとても感動しました。
またいつかリベンジしていただきたいと思います。
終了後、お世話になっている方の金婚式に出席。
発起人の方が仰られていたのですが、結婚式の新郎新婦のように、初々しく輝いて見えました。
いつまでも健康に留意され頑張っていただきたいものです。
夜は、八橋町文化体育部の会議。
来週日曜日に開催予定の町内ソフトボール大会の最終打ち合わせを行ないました。
あとは、当日に天気が晴れることを祈るばかりです・・・。
(中野選手)
【2004年(平成16年)6月4日(金)】
市役所のある管理職の方と激論。
ある方の言い分は、大筋で、次の2点です。
@トップの意向に沿うしかない。
A最大効果が発揮できる行政運営を果たしたい。
2点ともこれはこれで何も間違ったことではありません。
しかし・・・、
@自分の考えは主張した。だけど、組織であるから、今は、トップの意向に沿っている。
A地方自治法の本旨である「最少経費で最大効果」が発揮できる行政運営を果たしたい。
と語ってくださると嬉しかったのです。
もうすぐ、議会が始まりますので、市役所の管理職の方々は、今、いつも以上に真剣モードです・・・(笑)。
【2004年(平成16年)6月3日(木)】
議員をしていてありがたいことの1つに、いろんな方々をご紹介していただけることがあります。
今日ご紹介していただいた方はある大学のトップにいらっしゃる方なのですが、市政のことについて意見交換をさせていただきました。
市内にはほんとに、素敵な方がたくさんいらっしゃることに驚かされます。
午後は、安城市役所に行き、知人と意見交換。
近辺のほとんどの市役所には、心置きなく話すことができる知人がおり、様々な行政課題について教えていただく場合など、本音の部分も聴くことができ助かります。
夕方は、パティオで合唱練習。
ヴェルデイの「アイーダ」が一応終了しましたが、また、来週になると忘却の彼方になっていることが多く、先生を唖然とさせてしまいます・・・。。
【2004年(平成16年)6月2日(水)】
今日は保育園の民営化について勉強するために、高浜市役所のこども課にお邪魔しました。
高浜市は、全国的に有名な「福祉のまち」ということで、限りある財源で、より高い福祉サービスを提供していくために、保育園の民営化を行なっています。
平成13年度に民営化した保育園について教えていただきました・・・。
(1)老朽化した保育園の建て替え時に併せ民営化した。
(2)タイムスケジュール
@12年6月〜7月 運営法人募集期間
A12年8月〜9月 応募による書類選考
B12年9月21日 法人決定
C13年4月 民間保育園で運営開始
(3)民営化による余剰保育士は、臨時職員の解消に充てる。
(4)保育料は、公・民変らない。
(5)公募は、県内102の社会福祉法人へ通知。また、インターネットを活用。
(6)応募は、4法人(社会福祉法人3、学校法人1)あり、社会福祉法人に決定。
(7)「高浜市における保育所設置・運営法人募集要領」(主なものを抜粋)
@法人は、高浜市所有用地の無償貸し付けを受け、保育所を建設するものとする。
A法人は、経営状況が健全で、運営について十分な能力があること。
B定員は、120人以上、受け入れ年齢は0歳から5歳の6クラス以上とし、障害者保育も行なうこと。
C1日当りの定員15名程度の老人デイサービスセンターの併設を検討すること。
(8)第三者評価を行なっており、公立保育園より総じて評価が高い。
高浜市としての支出するお金は、「措置児童数×保育単価(国で決められている)」のみにもかかわらず、障害者保育、乳児保育などの特別保育を行なうばかりか、自ら投資して保育園を建設し、また、そこには、老人デイサービスセンターも併設させること・・・というひじょうに厳しい条件にもかかわらず、4法人も手を挙げたということです。
知立市も従来どおりの手法のみでなく、より市民にとってメリットある方法について考えてみる必要が有ります。
【2004年(平成16年)6月1日(火)】
以前、朝日新聞の社説で、国の外国人に対しての施策は、「ビザは外務省、入国管理は法務省、雇用や福祉は厚生労働省、子供の教育は文部科学省・・」と縦割りになっており、横の連携がしっかりとられていないと、指摘されていました。
知立市の外国人登録者数は、12年1485人、13年1819人、14年2291人、15年2548人、16年(5月1日時点)2980人と、年々増加しています。
当市においては、外国人の方々に対して多様な行政分野において、様々な手立てが急務になってきているのですが、国は、縦割り行政が徹底されており、そうした当市の外国人への施策の緊急性は残念ながら理解されていないかも知れません。
外国人が最も多く住んでいらっしゃる昭和地区にある「西児童センター」にお邪魔したのですが、利用者の半数近くは、外国人の子供たちということで、言葉、文化、生活習慣などの違いに、保母さんたちがひじょうにご苦労をされていらっしゃることを改めて感じました。
外国人の方々への施策というのは、市町村にとって、今後、益々重要さが増してくる課題であり、国においては、それに対する施策、また、財源手当ての拡充などをお願いしたいものです・・・。