愛知県碧南市 道端に咲く花は見返りのない花 まさに「無我の花」として咲く

ありがとう

まちなかの花

「あの花を咲かすのは誰?」との疑問 スコップ片手に現れたお婆さんの姿

堀川沿いに咲く花菖蒲

<ずっと行政から依頼された人たちがビジネスでやっているものだと思っていた。しかし現実は心ある人々の善意によって綺麗な花が咲く事を知る。碧南市に咲く花がこんなにも道行く人々の心惹くのは、「無我の愛」が込められているから> 碧南市内にはたくさんの花が町中に咲いている。この前、奇妙な光景を目にした。乳母車を押したお婆ちゃんが、花壇の前に来たかと思うと手元をゴソゴソとやる。 何しているのかと遠目に覗き込んでみると、スコップを手に持ち袋から花の苗を取り出していた。他にも見た事がある。自転車に乗ったおじいさんが やって来たかと思うと、花に水をやってサッと帰っていった。共通するのはごく当たり前のように行動している事。 誰に誉められたいという心があるわけでなく、むしろ人に気付かれることのないように静かに花たちの面倒を見ているようだ。 碧南市を巡り、ふと道端の花に目を向けたら、そこには人々の「見返りのない」善意があることを気付いて欲しい。

ヘボト自画像ヘボトの「随喜(ずいき)の涙」

幟たつ観音さんの後ろは高層マンション

「塩浜にある観音さん」

大浜下地区、高与橋からビジネスホテルへきなんのある方向へ歩くと見えてくる観音さん。この辺りは明治の頃まで塩田が広がっていたので塩浜町と名が付いた。 そんな塩浜の観音さんは真っ白で、まだまだこちらにいらしてから月日は経っていない。塩浜町は錦町に続く下町情緒残る場所。 高くそびえ立つマンションが出来てしまったけれど、大浜下地区独特の気風は失われない。観音様の下で世間話をするおばちゃん達に耳を傾ければ 、大浜下地区の生き方を学べ、口を出せば打たれ強くもなる。

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