岡本 守正議員
市は、災害時の情報周知を16%しか加入していないメールに依存している。海岸部しかない同報無線の増設が不可欠。市内で唯一水門のない蜆川。可動式水門の設置をすべきとの質問に。市は、消極的な答弁に終始しました。本気の防災対策が必要です。
霞浦公園は、2020年度完成に向け、今年着手。緑町公園は2021年度から整備する。
港南町の海岸に、スケートボード場を6500万円で性急に設置するが、津波、地震の危険にさらすことになる。との指摘に転落防止柵、照明、防犯カメラの設置でごまかしました。
磯貝 明彦議員
収入のない子どもからも国保均等割を賦課するのは問題。県下でも一宮市、田原市は3割減、大府市では半額減としている碧南市も実施を。18歳まで医療費無料化は静岡県・長野県・鳥取県・福島県をはじめ約500自治体で実施しています。市は国からの625万円の軽減補助をもらいながら実施を否定しました。
日本共産党市会議員団は、農業委員会推進委員の下島良一さんとともに、2月12日に市農業水産課に6項目の豚コレラ対策の要望をしました。市は消毒薬配布など行いましたが、運搬過程での防疫対策として消毒漕の設置がされていません。
碧南駅前広場整備費1億6千万円が予算化されたが、名鉄土地の取得はどうする。県道駅前線の拡幅は、12億円をかける。単なる通り抜け道路になっては、活性化に逆行するのではと問いました。
市は、駅前広場用地は、無償借用、有料借地、買収のどれも明確にしていません。日本共産党は、住民参加で町の賑わいを作り出すコミュニティ道路を提案していきます。
山口はるみ議員
今年度から、へきなん子ども園、第2へきなん子ども園が開所。2億5千万円を補助した私立碧のうさぎ保育園も開所しました。しかし、子ども園の幼稚園コースは「へきなん」で11人、「第2へきなん」で3人とニーズが低いことが判明しました。また兄弟別々の園に10世帯23人も行かされます。市担当者は「違法ではない」と開き直っています。公立保育園は羽久手で63人(57%)築山96人(80%)と定員割れ。85人の定数削減を行いました。事実上の「民営化」で公立保育園の縮小、0歳児保育や午後7時までの保育をやらずに公的責任を放棄しています。消費税増税と引き換えの保育料無償化では公立保育園分は市の負担、私立は4分の1 が市負担です。国の民営化誘導に沿う市の保育行政が問われています。
過去の住生活計画に盛り込まれた宮下住宅吹上町側90戸の建設。食事会、体操などできる集会所を求めました。
市は、吹上町側について明言しません。
年百万人来場のあおいパークや明石公園、美術館などの集客施設のPRや適格な情報提供のために、市役所内の「観光協会」を、官民一体で、施設、体制、人づくりを求めました。市は、今の体制のままとしました。
2月28日、3月1日に行われた日本共産党市議団の総括質疑と答弁の要約をお知らせします。
地震・津波・高潮・洪水対策
問 碧南市津波避難計画の策定が進められている。市内20ヶ所の同報無線を6ヶ所増設を。
答 防災行政無線、防災メールテレビ、ラジオの災害情報、インターネット、市広報車、気象庁の緊急地震速報・津波警報、市の災害・避難情報を発信する。これ以上同報無線は増設しない。
問 蜆川の堤防の補強は前進。次は蜆川河口に稼動水門を。
答 第3次あいち地震対策アクションプランでは要望しない。第4次あいち地震対策で県と協議をしていく。
問 県に高浜川水門排水ポンプ早期実現の申し入れを。
答 排水ポンプの設置を国・県に毎年予算要望している。
霞浦公園・緑町公園の予定
問 霞浦公園実施計画は平成31に。32年度完成。遊具等の内容は。
答 園路、広場、便所、遊具、植栽、照明、外溝を整備。遊具は地元のワークショップで決定。
問 緑町公園予定地の整備計画についてと公園の県補助をどれだけ見込んでいるか。
答 緑町公園は平成33年度から整備計画の予定。県補助は霞浦公園は30%。緑町公園も30%の県補助を要望する。
碧南スケートボードパーク
問 スケートボードパーク内容。
答 コンクリートセクション、転落防止柵、照明、防犯カメラ
問 港南緑地活用は家族利用を。
答 利用状況を踏まえ検討する
子育て支援策として国保税引き下げと18歳まで医療費無料化を
問 0歳児から負担をかけるのか。子育て支援策と逆行している子どもの均等割は廃止を。
答 碧南市独自の制度による廃止は考えていない。
問 子どもの被保険者数に応じての交付金625万円余を被保険者未就学児均等割軽減に活用していくべきでは。
答 活用する考えはない。
問 全国、県内でも広がってきている18歳まで医療費無料化を碧南市においても中学生から拡大していくべきではないか。
答 拡大していく考えはない。
豚コレラの防疫体制につて
問 豚コレラに対する対策は。
答 碧海豚防疫対策協議会において2月7日以降、消毒剤を配布している。
問 今後の防疫体制として、消毒ポイントを設けていく考えは。
答 市独自で設ける考えはないが、JAあいち中央の関係車両に対して、碧南営農センターや安城市の総合センターで豚舎に行く際には事前の消毒を行っている。
碧南駅周辺の活性化について
問 碧南駅前線の拡幅、駅前広場の整備をしていく中で駅周辺の活性化をどう考えているか。
答 事業を通じて、地元商店 街や地域住民の皆様と対話していく中で、魅力向上に向けた動きに期待する。
幼保・児童クラブの入所状況
問 4月から開所の碧のうさぎや認定こども園を含む幼保申し込み状況は。兄弟別々の園は。
答 碧のうさぎは90人定員で57人の申し込み。子ども園は第2へきなんの幼稚園コース3人。へきなん園は11人。公立保育園は羽久手63人、築山96人、天道106人で、5園で137人定員割となり、4月から公立園85人の定員削減を行う。兄弟別別は10戸23人。児童クラブは127人定員オーバー。
問 保育料の無償化は公立園分は市負担百%となるため公立保育園を削減するのでは。広い園庭の公立保育園は羽久手で57%。兄弟別々を解消するためにも公立こそ入所可能にすべき。
答 無償化の影響はわからない。
住生活基本計画で宮下90戸を
問 31年度中に策定する計画に宮下住宅吹上町側90戸の建設。住宅外の高齢者も含む食事、体操などゆとりあるサロン機能を。既設公共施設のバリアフリー推進の条例制定。安価な工法、補助百%の耐震化で95%目標の達成を明記すべき。
答 計画策定の中で検討する。
空家利用で観光協会の設立を
問 市役所2階の観光協会では観光資源の適切な宣伝や案内はできない。施設体制。人材確保で、年百万人来場のあおいパークや明石公園、開花情報イベント情報で碧南市の魅力発信を。
答 今の体制で努力する。
3月議会の総括質問が、2月28日(木)と3月1日(金)に行われます。日本共産党の3市議をはじめ12人が、質問を行います。ぜひ傍聴におこしください。キャッチ放映は3月7日(木)と、3月14日(木)午後6時から地デジ11chでごらんいただけます。
岡本 守正議員 2月28日(木)4番目
(1)碧南市災害廃棄物処理計画が策定された。南海トラフ地震等の発生により想定される多量の災害廃棄物に対し、平時の備えを定めるとともに、災害廃棄物を適正かつ迅速に処理するための応急対策及び復旧・復興対策について定められた。さらに、碧南市津波避難計画の策定される。
市内20ヶ所しかない同報無線では棚尾地区、日進地区、内陸地区は情報が届かない増設が必要だが。
(2)津波対策には、蜆川河口の稼働水門の設置が必要。
(3)高浜川水門の排水ポンプの早期設置を県に求めるべき。
(1)霞浦公園実施設計委託料と整備工事費2470万円の詳細について。
(2)緑町公園の整備計画について。
(1)碧南スケートボードパーク整備事業6500万円の内容は。
磯貝 明彦議員 3月1日(金)4番目
(1)子育て支援策と逆行している国保税の子ども均等割は廃止を
(2)国保改革による子どもの被保険者数に応じての交付金活用を
ア、碧南市の交付金はいくらか。
イ、碧南市の被保険者未就学児の均等割は全部でいくらか。
ウ、未就学児均等割軽減に交付金を活用すべきではないか。
(3)18歳までの医療費無料化を
(1)豚コレラに対する防疫対策はどのようにしているのか。
(2)養豚団地化したのはなぜか。
(3)今後の防疫体制をどうするのか。
(1)名鉄碧南駅舎建替えの進捗について
ア、旧駅舎の取壊し完了はいつか。
(2)名鉄碧南駅西駅前広場の整備について
ア、第1期工事(待合室、階段、スロープ等)の整備予定は。
(3)碧南駅前線の拡幅整備について
ア、道路幅員15mの変更は可能か。
イ、代替地はあるのか。
ウ、大浜保育園前の道路は現状のままか。
エ、名鉄碧南駅西駅前広場からのアプローチをどう考えているか。
(4)碧南駅周辺の活性化をどう考えているか。
山口はるみ議員 3月1日(金)5番目
(1)新年度の、申し込み情報をお示しください。
・幼稚園(各園、年齢児ごと)
・保育園(公私各園、年齢児ごと)
・「碧のうさぎ」の年齢児ごとの申し込み状況。年間行事は示されたか。狭い園庭で運動会はどうするのか。
・へきなん、第2へきなん認定こども園(保育園対応幼稚園対応ごとに年齢児ごとの申し込み人数は。保育料の見込み額は。給食代は日いくら、月額では。)
・10月以前と10月からの保育料の変化は。
・児童クラブの、各クラブ(分館と本館)ごとの、年齢ごと児童数。
(2)定員はみだしや、兄弟別々の園の、状況は何件、何人か。
(1)現計画の成果指標と目標達成率をお示しください。
(2)宮下市営住宅の吹上町側の建替えを
(3)宮下住宅第3期工事の、手順と工事 内容をお示しください。
(4)集会施設や、包括センター、高齢者サロン(現P42)の具現化は。
何世帯を基準に設置するのか。
(5)家屋の耐震化促進のために、安価な新工法の確立と普及。補助制度の拡充を。
(6)碧南市バリアフリー条例の制定を、計画の中に位置付けるべき。
(1)市民や業者とタイアップして、美術館、 無我苑、臨海公園、あおいパーク、明石公園、無我苑前の江戸小彼岸桜、広藤園の藤、油ヶ淵公園の花々など、市内外の来碧者に、適切に案内できているか。
(2)市役所内の観光協会では、身近な案内ができない。
空き店舗を利用して、観光協会を設置し、官民一体となった「お得情報付きハンドブック」や、公共施設などの案内と、名産品の販売を。