チー
順子が完成しそうなときに、上家が完成する牌を切った時は「チー」といって、
その切った牌を合わせて、順子をそろえることができます。
チーをした時は、そろえた順子を他の3人公開しますので、自分の右端に公開しておきます。
この時は、1枚ツモったと同じ状態なので、いらない牌を1枚切ります。
この自分の手牌から、
上家が切った牌をチーする場合
「チー」と発言して、上家の切った牌を横にして、→
完成した順子にチーした牌を左側にそろえて、麻雀卓の右端に公開して、→
この中から、1枚切ります。
チーは、上家からしかできません。
ポン
刻子のときは、「ポン」といって、そろえることができます。
この時も、チーと同じように公開しておきます。
この自分の手牌から、
対面が切った牌をポンする場合
「ポン」と発言して、対面の切った牌を横にして、→
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完成した刻子にポンした牌を真ん中にそろえて、麻雀卓の右端に公開して、→
この中から、1枚切ります。
上家が切った牌でポンの場合は、完成した刻子にポンした牌を左側に、
下家が切った牌でポンの場合は、完成した刻子にポンした牌を右側にそろえます。
上家からのポンの場合 →
下家からのポンの場合 →
ポンは、対面・上家・下家の3人からできます。
カン
刻子が完成している時に、同じ牌4枚の組み合わせができた場合は「カン」といって、
槓子(カンツ)をそろえることができます。
暗槓(アンカン)
手牌の中に刻子があって、4枚目をツモってきてカンをする場合は、
「カン」と発言して両端の牌を裏返しにして、麻雀卓の右端に公開します。
手牌の中の刻子から、ツモってきた牌でカンをする場合 →
明槓(ミンカン)
手牌の中に刻子があって、4枚目を対面が切った牌でカンをする場合は、
ポンの時と同じように、「カン」と発言して槓子を麻雀卓の右端に公開します。
手牌の中の刻子から、対面が切った牌でカンをする場合 →
手牌の中の刻子から、上家が切った牌でカンをする場合 →
手牌の中の刻子から、下家が切った牌でカンをする場合 →
すでにポンをして、4枚目の牌をツモってきてカンをする場合は、
加槓(カカン)いって公開してある刻子を槓子にします。 →
(加槓は、自分のツモ牌か手牌の中からの牌だけしかできません)
カンをしたときは、残して置いた牌山の左端から、嶺上(リャンシャン)牌といって
1枚ツモってきて、1枚切ります。
ルールで槓ドラありのときは、今まであったドラの右側の牌を表向きにして、ドラを増やします。
カンは、対面・上家・下家の3人からできます。
明刻・暗刻と明槓・暗槓
チー・ポン・明槓をすることを「鳴く(ナク)」といいます。
鳴いて刻子をそろえると明刻(ミンコ)、手牌の中でそろえると暗刻(アンコ)といいます。
鳴いて槓子をそろえると明槓(ミンカン)、手牌の中でそろえると暗槓(アンカン)といいます。
暗槓は、鳴いたことにはなりません。
* チー・ポン・カンと鳴いてさらして公開することを副露(フーロ)といいます。
* 副露した牌は、面子構成を変えることや切る(捨て牌)ことはできません。(暗槓牌も含みます)
* 槓をして、嶺上牌をツモってきてから、連続して槓をすることはできますが、
チーとポンをした直後に槓はすることができません。
* 局の一番最後のツモ牌は、海底(ハイテイ)牌といって暗槓をすることができません。
(海底牌をツモった時は、事前に持っていた牌での槓もできません)
* 局の一番最後の捨て牌は、河底(ホーテイ)牌といってチー・ポン・明槓はできません。
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