<YECNET アマチュア無線局>
|
このような自作BBSの改良と共にパケット通信に関するいろいろなことにチャレンジしてきました。 1989年にはHFのPSKに取り組み、JR2YEC-12 ANJO2 NETROM を21.109MHzで運用していました。九州、北海道からは丁度21MHz の通りが良く、全国の各局がJR2YEC BBSに書き込んでくれました。 9600ボーモデムは、HPCCよりG3RUH基板を取り寄せ組み立て、JR2YEC-15 ANJO96ノードにつなぎました。NET/ROMに接続することにより、デジピータやゲートウェイの他、各局が新しいモードを試す際のコネクト相手に利用できます。またTCP/IPの転送はasm基板を利用し、7200ボーで転送を行っています。 また1990年には、JR2TDE局がメルボルン大阪ダブルハンドヨットレース1991に参加するため、そのヨットにパケット通信の設備を積み込みました。世界初の外洋ヨットからの画像通信を試みサポート、太平洋縦断の様子をパケット通信で画像伝送しました。(CQ誌1991年4月号、モービルハム1991年9および10月号にて 紹介) JR2YEC-3 FWDNET BBSソフトには、はじめPC98用W0RLIソフトを使用していましたが、1992年よりマルチタスクで動くMSYSソフトを使い始めました。このソフトは開発中で発展途中の作者の気持ちが分かり、何となく親しみを覚えました。またJF2GRI局がPC98用の転送ソフトFOSを使い始めました。そして1993年JI2VEV局が、JF2YYS BBSをFOSで立ち上げ放送型の転送実験を開始しました。 将来の高速パケットならびにSHFの研究のため、1993年2.4GHzレピータを刈谷市にJARLより許可を受けました。JP2YFO局2425.34MHzです。 1993年よりJARL登録クラブとなり、毎年6月のJARL愛知支部大会ハムの祭典に、マルチメディアの紹介として参加、好評を得ています。今年は4回目になります。 1995年9月には、蒲郡で開催されるアマチュア無線のインターネットを中心とした学会(JN2QAZ古居OM主宰)の後援しました。 現在は、放送型転送プロトコール、MacのradioTCP/IP、圧縮転送、パケット非常通信網、2400MHzパケット通信、YECNETのWWWサーバーなどの実験をしています。 |