まちがいだらけの”目の常識”
あなたはいくつ、ごぞんじですか?
part 6
CHECK 1
出来合いの老眼鏡はとても便利!?
見えるから大丈夫と100均の老眼鏡をいつも使ってるAさん。長時間使っていると目が疲れるな。
頭痛や肩こりは年のせいだな。・・・・・とのこと
メガネはレンズの中心と瞳孔の中心がピッタリ一致してこそ威力を発揮する道具。
左右の目の間隔や度数が異なる人も意外と多いもの。
出来合いのメガネは時には便利ですが、やはり一人ひとりの目にあわせて作ってこそ
正しく働いてくれるのです。
CHECK 2
アトピーは皮膚だけの病気ではありません。!
皮膚に気をとられているアトピーのあなた・・・・
実はアトピーは目とも深いかかわりがあるのをご存知ですか?
アトピー性の目の病気もいくつかあり、眼科で定期健診を受けることが大切。
例えば、アトピー性眼鹼瞼炎はまぶたのアトピーまぶたが赤くなってカサカサします。
アトピー性結膜炎は目がかゆくなる慢性結膜炎と角膜に傷がついて起こる角膜遠と
がいっしょに起こる病気です。
アトピー性白内障やアトピー性網膜はく離になると視力が低下して入院・手術が必要なことも!
アトピーでかゆいからといって目をこするのは禁物!
眼科で病状に合った目薬をもらい正しい治療を受けることが大切です。
家をよく掃除する、じゅうたんを敷かない、ペットを飼わない、など環境整備にも注意を!
CHECK 3
新しいメガネなのに手元が見づらい。でも遠くはよく見える
これは40代後半の近視の人によくあることなのです。
40歳も半ばを過ぎると、だれでも水晶体(レンズ)の弾力が弱くなって
近くが見づらくなってきます。これが老眼の始まりです。
近視の人がこんな時にメガネを新調して、遠くがよく見えるように合わせると
近くが見ずらくなる事があります。
40歳を過ぎたら遠くを見る視力だけでなく近くの視力も測ることがポイント!
CHECK 4
ものの中心がゆがんで見える。
「ものを見ようとすると真ん中が暗くゆがんで見える」
このような症状で最近多いのが中心性漿液性脈絡膜症。
原因は不明ですが、網膜の中心が円盤状に腫れる病気です。
心身の過労や睡眠不足などがきっかけとなって、特に中年男性の
片目に多く発症します。
眼科医にきちんと診断してもらい、こころと身体の休養をこころがけてください。
CHECK 6
視野の周辺に光が見える。
ある日突然、視野の周辺にキラキラと光が見え始めます。
数分静かにしていますと、軽い頭痛を残して光も消え、視力も視野も回復してきます。
これは眼底に特別異常があるのではなく、中枢神経領域の血管のけいれんなどが原因だと
いわれています。
この症状がたびたび起こるようなら、まず眼科を訪れ検査を受けてください。