まちがいだらけの”目の常識”
あなたはいくつ、ごぞんじですか?


PART 7


Check 1

メガネがずれる時は
ツルをせばめて、きつく合わせればよい!?

毎日メガネをかけていると、だんだんゆるんで、メガネを押し上げる回数が増えてきます。
こんな時、単に耳の後ろでメガネの柄を曲げたり、幅をつめてはさむ力を強めると、
痛くなったり、ただれたりすることがあるのでご注意を!
そのうえ、メガネが前に押し出され、それまで以上にずり落ちることさえありまあす。
メガネの掛け具合はバランスが一番。メガネ店で専門技術者に調整してもらうと、
きつすぎず、ずれないメガネに変身します





Check 2

軽いフレームで作ったメガネは軽い!?

「軽いフレームに代えたのに、メガネが前より重くなった!」
これ、ウソのような本当の話。
メガネはフレームとレンズの組み合わせ、鼻と耳に均等に重さを受けるバランスが大切なのです。
多少重さがあってもバランスよく調整してあれば、意外と重さを感じません。
軽いメガネであればあるほどフィティングが重要なのです。


Check 3

メガネは度数さえ合っていればよく見える。

”メガネは度数が合っていればOK。フレームは好みや流行に合わせて決めればよい。”
メガネを選ぶとき、こんなふうに考えていませんか?
メガネは度数だけでなく、顔に対してのレンズの傾斜、目とレンズの距離、
瞳とレンズの中心が一致していることが大切です。
また、小さすぎるフレームでは十分な視野が得られず、
大きすぎるフレームでは周辺が歪んで見え、疲れの原因にもなります。
メガネ店でよく相談し、適切な大きさのフレームを選び、正しい調整(フィッテイング)
をしてもらうよう心がけたいものです。


 


Check 4

メガネはいつも車の中に入れておく!?

車の運転でしかメガネは使わないからと、車の中にメガネを置きっぱなしにしていませんか?
メガネは車の中に放置されることがとても苦手。
特に夏の昼間は車内の温度は70~80度まで上がっています。
プラスチックのレンズやフレームが熱で変形したり、
レンズの反射防止コートがひび割れてしまうことがあるのです。
なんと、熱くなったフレームでやけどする危険も!
ケースやカバン、ダッシュボードの中に入れておいても、温度は上がってしまいます。
自宅に戻るまでメガネは掛け続けていただきたいものです。





Check 5

入浴ついでにメガネも洗って大丈夫!?
入浴にいつもメガネをかけてはいるあなた、体といっしょにメガネも洗い、タオルで拭いていませんか?
実は、メガネにとって入浴は過酷な環境。
プラスチックレンズは熱いお湯やアルカリ性の石鹸に弱く、
タオルでふくのはキズのもとになるのでご注意を!


ミニ知識

万能ではない多焦点レンズ。使い分けてこそ、もっと便利に、さらに快適に!

遠くから近くまで見える累進多焦点レンズはひとつのメガネで生活のほとんどがカバーでき、とても便利。
ところがメガネに慣れた頃・・・・・
「なんだか最近、本を読んでいると疲れてしまう。度数は合っているはずなのに・・・」
という方がいます。
遠近両用レンズで本を読むには目線をいつも下に向けていなくてはならず、見やすい範囲も狭いのです。
長時間読書をすると疲れてしまうのも無理はありません。
どんなレンズにも、それぞれ見えやすい所と見えにくい所があります。
すべてをひとつのレンズですますのは、目にとっては大きな負担。
見づらい所は別のメガネで補うのが目に優しい生活です。
ライフスタイルに合わせて、メガネの使い分けをして見ませんか?
見やすいメガネが生活をもっと快適にしてしてくれます。


     距離
レンズ種類          
   近方 
   (30cm~40cm)   
    中間   
    (40cm~3m)    
    遠方  
      (3m以上)    
遠近両用レンズ ☆☆
遠中両用レンズ ☆☆ ☆☆☆
中近両用レンズ ☆☆ ☆☆
近用ワイドレンズ ☆☆☆


                           






みません。以降、製作中です