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自宅新築を機シアター計画

1999年 秋

 そのうちに、子供も生まれ、社宅も手狭、オーディオ機器も子供の攻撃を避けるためにカバーされる始末。一気にホームシアターどころではなくなりました。そんな中でもホームシアター関連の雑誌は,
ちまちま買い続け、いつの日にか、と夢みる日々…。

 そして新世紀。自宅新築の機会に恵まれ、わが家のホームシアターの構築の序章が始まるのです。

 建築予定の物件は、当然ながら専用のシアタールームを設置できるような広さはありません(泣)。狭いながらも専用ルームを何とか工面するか、一番広いリビングに、うまくホームシアターを溶け込ませるか、まずはこの大きな二者択一の問題にぶち当たります。でも、ここでよくよく考えてみるに、映画館的な、日常から隔離された専用ルームは、純粋な映像の鑑賞という点ではおそらく無二の選択でしょうが、家族が日々集うリビングで、みんなで気軽な旅行気分で別世界が覗き込めたら…、映画館的発想とは少しずれた、「レジャーに出かけるような」、「家族みんなで楽しめる」新しいコンセプト、「家族劇場」、「リビングシアター」のようなもの、ぜひそちら側にトライしてみようと思い立ちました。映画館的鑑賞を望むなら、それはその時、映画館へ足を運ぼうと割り切りました。わが家は、今はやりのリビングを必ず通らなければ、階上にたどり着けない構造も採用、閉ざされた扉の映画館志向のホームシアターとの決定的に決別です。

 ってな屁理屈も考えましたが、やっぱり専用ルームもほしいし、地下室シアターなんてのもカッコイイしなあ…、とは心の声。

 地元工務店で建てる予定の物件は、土地セットですが、間取りについては注文を受け付けてもらえるというものでした。建築士さん(というか工務店社長の息子さん)にリビングのホームシアター化の件を相談してみました。配置計画、設置工事、配線等、私にできそうなことは個人で実施、補強工事等の構造的な造作は工務店さんにお願いするということで見積りをお願いし、追加施工をする予定となりました。

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