サツマイモの花

ヒルガオ科独特のラッパ型の花を開いたサツマイモの花

小垣江地区で開催されている親子農業体験教室のサツマイモ栽培畑で咲いた
花です、 花を目にする機会は非常に少ない、今年は温暖化で朝夕の温度差が
なかったので開花したと思われます。

 原産地は中央アメリカでヒルガオ科サツマイモ属の多年生草。
紀元前3000年頃から栽培されていた古い作物です。海路でポリネシアに伝わったようです。
それをコロンブスがヨーロッパへ持ち帰り栽培、それがインド・インドネシア・フイリッピンなどに
広まったとの説もあるようです。

 日本には16世紀の末頃宮古島に入った説。 一方別のルートで17世紀初頭に中国福建省から
琉球に入り、薩摩(鹿児島)へと伝わったようです。 江戸時代中期青木昆陽が関東に広めた、
これが『サツマイモ』として、広く全国に普及していったきっかけだそうです。

花はラッパ型でヒルガオより少し小さめ。
淡紫で中心部が濃紫色になる。
熱帯・亜熱帯では秋口に開花するが、
朝夕の温度差のある日本などでは、花が
咲くのはごく少ない。

親子農業体験教室のサツマイモ畑

04-9−15撮影

04−9−22作成