切手の紹介 その2 (特殊・記念切手) 切手は未使用・使用済共に収集していまが、なかなか整理する時間がありません。
未使用切手は、台紙に直接貼るのではなく「マウント」というものに挟み込み、そのマウントを台紙に貼る事になります。マウントに挟み込むと切手が際立ち見た目が綺麗です。また、未使用なので裏の糊が取れても、ヒンジ(切手を貼る専用の糊のようなもの)の跡が付いても価値が下がるため、その防止にも役立っています。
使用済切手は台紙に直接貼りますがヒンジを利用します。ヒンジは簡単に剥がすことができるためです。
また、使用済切手の整理は未使用切手以上に時間がかかります。未使用切手はシリーズものなどにしても発行日に郵便局に行き購入することができますが、使用済切手は使用されて届くのを待つ以外ありません(自分で自分に出せば全部そろいますが・・・)。
それに、封筒やハガキから剥がし乾燥させる作業が待っています。その上で、系統立てて保存し、揃ったら台紙に貼ることになります。
それら使用済切手で整理ができたものを紹介します。
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郵便切手を題材にした切手
「郵便切手の歩み」は郵便切手の創始者前島密(まえじま ひそか)と最初の切手(竜文切手)を描いたものから始まり、郵便切手にまつわるものを描いた切手となっています。
郵便切手発足期から昭和初期までに係るものが描かれています。
「郵便番号宣伝」は、郵便番号(当時の郵便番号は5桁)制度発足時に、郵便番号の記載を促すように第1次から6次まで発行され、郵便番号を啓蒙しました。
今では当たり前になっている郵便番号ですが当初はなかなか書いてもらえず苦労したようです。
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動植物切手
「四季の花」「高山植物」「鳥」など動植物をテーマにした切手は数多く発行されています。
現在発行されている通常切手(郵便局でいつでも購入できる切手)は、「虫」「鳥」「花」をテーマにしています。
ハガキや封書をご覧下さい。たぶん「鳥」の切手が使われていることと思います。
植物や動物は通常切手に限らず、記念切手でもテーマにされ数多く発行されています(ちなみに、この「四季の花」「高山植物」「鳥」シリーズも記念切手です)。
それは日本に限ったことではありません。外国でも鳥や花の切手を数多く見ます。
美しい鳥や植物は切手のデザインとして、もってこいなのでしょう。
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日本の文化を紹介した切手
外国へ出す郵便物に貼る切手として「国際文通週間」のシリーズがあります。浮世絵や日本人形など日本の文化に関するものが題材にされ発行されていますが、近年の国際化から国内の郵便物にも日本の文化をテーマにしたものを採用するようになりました。
その一端がこの「日本の民家」「歌舞伎」「相撲絵」のシリーズです。失われつつある日本の建物をテーマにしたり、伝統芸能である歌舞伎や国技である相撲の絵をテーマにしています。
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記念切手
特殊・記念切手は非常にたくさんあります。このページの全てが特殊・記念切手ですが、記念切手という意味では、この「東京オリンピック」の様にイベントに伴い発行されるものが記念切手の原点です。
イベントで大きなものはオリンピックや万博、身近なところでは中部国際空港の開港など、何かの開催を記念したり、PRしたり、或いは寄付を募り「寄付金付き」として発行されたりしています。
「戦後50年メモリアル」は終戦から現在までの経過が判るようにその時々を代表するものが描かれています。これも色々な意味で、戦後50年が過ぎたという記念です。
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「わたしの愛唱歌」「近代洋風建築」「船」「電気機関車」等のシリーズは、最近の日本で失われつつある日本の風景等をテーマにしたものです。
最近歌われなくなった歌や日本人の心に残る歌などを集めたもの。或いは建物の近代化でなくなりつつある、西洋文化を上手に日本の文化と融合させた建築物。現在も活躍しているものも含め海を渡る数々の船。時代の流れの中で消えつつある旧式の機関車など懐かしいものも切手のテーマとなっています。
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