4月1日安城ジャズクラブのライブが行われました。 安城市とデンマークの友好の一環として取り組みがされました。 今回の来日は一週間でしたが岐阜・名古屋・静岡・東京と各地でライブを開催して 多くの方に好評を得ました。 10月には安城文化センターでニューカントリージャズオーケストラとの演奏も予定 されていますので、公演の成功が期待されます。 左の写真は、バンドメンバーと演奏の合間に記念に写したものです。 |
デンマークから安城にジャズメンバーやってきます
安城ジャズクラブはデンマークからジャズメンバーを招いてライブを企画、安城は日本のデンマークと呼ばれた農業先進地域であったことからデンマークとの友好に取り組んでいます。
デンマークのコペンハーゲンはジャズの盛んな町ですが、バンドメンバーはデンマーク音楽アカデミーの出身が中心、1998年に設立、これまでも数回の来日経験があり北欧のジャズを楽しむ貴重な機会です。今回の演奏は、オリジナルの作品およびスタンダードジャズを演奏の予定。
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Piano; Martin Schack(マーチン・シャック) 母国デンマークはもちろんの事、スカンジナビアの音楽シーンを代表する一人であり、敏腕クリエイターでもあるマーチン。ピアニストとして作編曲者として大いに注目を集めている。トランペット奏者トム・ハレルを迎えStoryvillレーベルよりリーダー・アルバム"Headin' Home"をリリースし、ツアーを敢行。これまでにもテナーの逸材ボブ・ロックウェル、ベテラン・ドラマーのジミー・コブ、そしてベニー・ゴルソンらとの共演経験を持つ実力で、評判も高い。師事した面々にはケニー・ワーナー、ハル・ギャルパー、そしてビクター・ルイス等々の名前が挙げられる。シーネ・エイの初アルバム "SINNE EEG" では音楽監督として貢献している。 Vocal; Sinne Eeg(シーネ・エイ) 本格派ジャズヴォーカリスト、ジャネット・ロウソン、マーク・マーフィーに師事。長くサラ・ボーンの伴奏を務めたピアニストのブッチ・レイシーとも共演。マーチン・シャックを音楽監督に迎えて制作した初アルバム "SINNE EEG" では自作の曲も披露し、作詞・作曲にも才を見せている。同アルバムは好評発売中。 Drums; Karsten Bagge(カーステン・バゲ) 1971年コペンハーゲン生まれ。デンマーク・ジャズシーンでは最も売れっ子ドラマーの一人。1999年にコペンハーゲン・リズミック・コンセルヴァトアリーを卒業後渡米しニューヨークで学ぶ。帰国後はボブ・ロックウェル、ハル・ギャルパー、レイ・アンダーソン、トム・ハレル、ルー・ソロフ、リロイ・ジョーンズ等のツアーやレコーデイングに参加。デンマーク・ラジオ・ジャズ・バンドやマット・ハリス&クリュヴェルス・ビッグ・バンドではビッグバンド・ドラマーとしての実力も発揮している。新鋭サックス奏者ジョン・エリスを迎え、マーチン・シャックとの双頭アルバム"Baggeschack"をリリースしている。 Bass; Kaspar Vadsholt(キャスパー・ヴァシュホルト) 1968年生まれ。ハリウッドの音楽教育機関を経て、コペンハーゲン・リズミック・コンセルヴァトアリーに在籍。ニールス・ペデルセン、マーク・ジョンソン、スコット・ヘンダーソン等から学ぶ。その後デンマーク・ジャズシーンにてニコライ・ベンツオン、イエンス・ヴェンテル、ラルス・ミューラー等と共演。フュージョン・シーンでのスラップ・ベースからアコースティック・ジャズにおけるアップライト・ベースでの卓越したソロまで、そのプレイは幅広い。最近までデンマーク・ラジオ・ビッグ・バンドに所属し、同バンドのアルバム収録にも参加した。シーネのアルバム "SINNE EEG" では、ボーカルとベースのデュオでの絶妙なパフォーマンスを聴かせている。 |