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2017年 SAC支援の輪
<SAC支援の輪>
(1)PHP友の会 東海地区本部
2月5日(日)PHP友の会東海エリア新年会が名鉄グランドホテルで盛大に開催され、本会からは稲葉事務局長が出席させていただきました。
その席上、「セーブアフガンチルドレンの会」へ寄付金が贈呈されました。稲葉事務局長は、カブールの現状や「ウミード」の子どもたちの様子を話すとともに、温かいご支援が子どもたちの生活や夢を支えていますと感謝の気持ちを込めてお礼を述べました。
(2)21世紀交流サロン・葵丘
2月22日(水)「21世紀交流サロン・葵丘(第30回)」が開催されました。本会からはサーベ代表とロヤがゲストとして招待されました。
サーベ代表は、「アフガンの未来を開く鍵は教育」と題し、戦乱から復興に向かうアフガニスタンの現状を伝えるとともに、本会の「ウミード」の子どもたちの生活の様子や、女性の自立支援に向けた活動の様子などを紹介し、平和のための教育の重要性について語りました。
その後の交流会では、出席された皆様となごやかに歓談し、アフガニスタンの現状や本会の活動についてより一層理解を深めていただきました。
(3)安城市立今池小学校
2月24日(金)6年生の総合学習「広げよう、今池から世界へ」の学習の一環として、講演会「『 せかいいち うつくしい ぼくの村』の今」が開催されました。本会からサーベ代表と谷田理事が出席させていただきました。
サーベ代表は、6年生の子どもたちや職員の皆様を前に、戦争前のアフガニスタンの豊かな様子や長い戦争後の荒れ果てた街や子どもたちの様子、その後復興しつつある様子について説明するとともに、「セーブアフガンチルドレンの会」
のこれまでの支援活動や「ウミード」の子どもたちの生活の様子などを紹介しました。また、「ありがとう」「おはよう」などの簡単なダリ語の発音練習や、アフガニスタンの民族衣装の試着など、楽しみながらアフガニスタンの文化に親しんでもらいました。
今池小の子どもたちは、募金箱や寄付してくれた人へのプレゼントなどいろいろ工夫し募金活動に取り組みました。その心温まる収益金を「セーブアフガンチルドレンの会」へ寄付していただきました。
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今池小生徒手作り募金箱 |
子どもたちの募金活動 |
(4)日本汎太平洋東南アジア婦人協会 愛知支部
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お礼の挨拶をするサーベ代表 |
3月18日(土)名古屋観光ホテルにおいてチャリティー・バザーが華やかに開催されました。
本会からはサーベ代表が昼食会、バザーに招待されました。また、会場において本会の活動を紹介するパネルを展示させていただきました。
サーベ代表は、長年ご支援いただいている皆様と親しく歓談する中で、「ウミード」の子どもたちの様子やアフガニスタンの現状を話すとともに、これまでの温かいご支援に感謝の気持ちを伝えました。
また、バザーの会場において、「セーブアフガンチルドレンの会」の子どもたちのために支援金をいただきました。
(5)安城市立祥南小学校
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子どもたちからプレゼントの贈呈 |
3月21日(火)に開催された講演会「『せかいいち うつくしい ぼくの村』の今」にサーベ代表と谷田理事が出席させていただきました。
サーベ代表は、PPを使って、戦争前のアフガニスタンの人々の暮らしぶりや、戦争後破壊された街の様子、その廃墟で学ぶ子どもたちの様子、そして、少しずつ復興しつつある現在の様子などを説明しました。また、「ウミード」の子どもたちの生活の様子、勉強ができる喜びや将来の夢を語る子どもたちの姿を映像で紹介しました。祥南小の子どもたちにとって、「ウミード」の子どもたちが厳しい状況の中で、生き生きと学ぶ姿を知り、「食べられること、学べること」がいかに幸せなことか改めて考える機会となりました。
最後に、5年生の子どもたちが心を込めてつなげた「つなぎ鉛筆」や手作りプレゼント、花束などがサーベ代表に贈呈されました。
(6)椙山女学園高等学校
5月17日(水)総合学習「人権講演会」に本会のサーベ代表が講師として招かれ、アフガニスタンの女性たちの現状について講演しました。
生徒たちからは、アフガニスタンでの女性や子どもたちの立場がたいへん辛く、苦労の多いことを知り、改めて、命の大切さや教育を受けさせてもらえるありがたさが分かり、恵まれていることの幸せを実感したこと、今後はもっと何事にも前向きに取り組んでいきたいと改めて思ったこと、さらに、自分にも何か支援できることはないのか考えたいといった感想が多く寄せられました。
(7)刈谷市立亀城小学校
12月15日(金)に開催された「お話会」にサーベ代表が講師として招かれました。4年生は、国語の授業で、アフガニスタンを舞台にした作品を学習しており、子どもたちにとってあまり馴染みのないアフガニスタンという国について、もっと深く知ろうと、お話を聞く会が計画されました。
サーベ代表は、戦争前と後で大きく変わったアフガニスタンの街の様子や復興しつつある現在の街の様子を説明しました。また、「セーブアフガンチルドレンの会」のこれまでの活動や「ウミード」の子どもたちの様子も紹介しました。子どもたちは日本と大きく違うアフガニスタンの子どもたちの様子に驚きをもって聞き入っていました。
サーベ代表を囲み、質問や握手など親しく交流し、子どもたちにとって心に残るひとときとなりました。
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(8)講演会に寄せられた感想、作文
◆ 講演会に寄せられた感想
「人権講演を聞いて感じたこと」
椙山女学園高等学校 1年生
一番感じたことは「あたりまえではない」ということです。これは生活面でも勉強面でも健康面でもあらゆる面で日本の自分たちはめぐまれているということです。もともと貧しく、戦争をしている国があることは知っていましたが、「学校(女性)は禁止。見つかると場合によっては死刑に」「地雷によって脚を失った」「親を目の前で殺された」など実際に聞き、想像以上の厳しさに言葉を失ってしまう程でした。しかし、たくさんの支援活動によって女性も学べたり、食べることができたり、希望を持った子どもたちが増えてきて、すごい進歩だと思いました。何よりも「将来は先生になりたい、子どもや国を救いたい」と願う人が多く、とても素晴らしい事だと思いました。それに比べ自分は「勉強はしたくない」とか「学校めんどうくさい」とかいかに甘えて生きているか知りました。
今回の講演を聞き、普段のご飯に勉強にありがたみを感じられるようになりました。また、世界には人権が傷つけられている国がまだあることもわかりました。高校生の自分に何ができるかわかりませんが、女性の人権を守るために行動が起こせる人になりたいです。事前学習のときにも書きましたが、現状に甘えず学ぶ時間を大切に使っていきたいです。
椙山女学園高等学校 1年生
私はアフガニスタンについて何も知りませんでした。しかし、この講演を終えて様々なテロや女性に対する偏見、満足のいかない教育が行われていることを知りました。アフガニスタンだけでなく、世界には私たちと同年代でありながら十分な生活を送れない女性がたくさんいると思います。今の生活が当たり前になってしまっている私は、そのような同世代の女性を想像するとサーベさんのように言葉にできないような感情で胸がいっぱいになります。
今の生活はとてもぜいたくです。学校へ行けばあたりまえのように勉強ができて、家に帰ればあたたかいご飯が用意されていることは、当たり前でないことを改めて実感しました。小さなことからでも、私に何かできることがあれば、ボランティア活動などを通して、たすけていきたいと思います。また、平和な世の中を祈り、一日一日を大切に過ごしたいと思いました。
椙山女学園高等学校 1年生
普通の生活ができることがどれだけありがたいことかをとても実感しました。
日本は、現在戦争がなく平和だけど、いくつかの国は未だ戦争が続いていて、とても深刻な問題だなと思いました。そのような国に役立てるボランティアをしたいなと思いました。
戦争をする人々の気持ちが全く分かりません。また、どのように戦争をなくすのかも分かりません。だから、自分にできることは、現状を理解し、けっして過ちを繰り返さないことだと思います。子どもたちが安全に楽しく暮らせる社会、家族みんなで暮らせる社会をつくるためには、その国だけではなく、世界中で協力し合わないとつくれないと思います。他人事だと思わずに、世界で起こっている問題をみんなで解決していけるような社会がいいと思います。私はすべてのものに感情を持つことを忘れかけていたので、今の環境に感謝して、ポジティブに生活したいと思います。
椙山女学園高等学校 1年生 アフガニスタンの文化やこれまでの出来事をファタナさんに教えていただいてよくわかりました。
そのファタナさんの施設の子がいろいろなことに感謝していると聞いて、私も普通に高校に通っていましたが、通える、勉強できるということに感謝したいです。遠い国のことだとあまり関心がなかったアフガンの人々の生活、みんな同じ人間なのだと良くわかりました。私も一生懸命勉強し、日々、いろいろなことに感謝し夢を叶えたいです。
身近なことを助けることがボランティアになるそうなので、私も身近なできることをやっていきたいです。そして、いつか困っている人を世界的に助けたいです。
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