|
|||
「さぁ、家に帰ったヨ〜!!」 京都から戻り、久しぶりに乗るパンダはやはり楽しく愛おしい・・・。ちょっと近所に買い物に行くだけでもウキウキ。ふつう、比較的近い範囲であっても「まず銀行に行って、それからあのお店、今度はそこのスーパーで買い物。そうだ、本屋にも行かなくちゃ!」というように、あちこちこまごまとした用事があるときなど、乗り降りを繰り返しているうちにけっこう疲れてくるんですよね。ちょっと走って降りて、用事を済ませたらまたすぐ乗って次へ・・・。行き先の駐車場が狭かったりすると、ヘタな私は切り返しが多くなってまたストレス。。。そんな場合、パンダは身軽で小さくて、なにかとラクなんです。こういうのは軽自動車に乗る感覚と共通するところなんでしょうね。でもパンダは、りっぱな装備が付いた現代の軽自動車よりも、私にとっては遙かに付加価値の高いクルマです。 一方、我が家の週末はサンクで近場をドライブすることが多かったのですが、ブレーキを踏む際の異音がだんだんと大きくなってきました。このサンクがきっかけで、日頃から親しくしていただくようになったYさんにお願いし、修理に出すことしました。案の定、ひとつ治すとまた次に・・・という具合になり、ブレーキまわり、足まわり、排気系など、あれこれ診ていただかなくてはならない結果に。ならばこの際、治せるものはちゃんと治そう!ということにしました。10年前とは違い、メイン車の方は元気いっぱいで「足がなくては困る〜!」という状況ではないので、急ぐ必要もなく気楽です。 そして嬉しいことに、Yさんが“代わりに乗ってください”と、素敵なクルマを毎回置いていってくださったのです。キャトル、エクスプレス、ある時はなんと!R8ゴルディーニ!! あの名車がうちでしばらく過ごすなんて・・・! 実際にハンドルを握って緊張しながら運転する我が夫。初めて自分で動かした夜は、嬉しさのあまりなかなか眠れなかったそうです。あ、もちろん壊してはいけないので、私は助手席で楽しませていただきました。ブォンブォン!と元気な音と共にしっかり地面をとらえるように走る青いゴルディーニ。その四角い車体は思っていたよりもずっとコンパクトで、我が家の狭い車庫でもストンと鎮座し、まるでずっと以前からそこに居たかのよう。可愛らしくもあり、なおかつ堂々とした佇まいについうっとり見とれしまう、まさに夢のような2週間でした。 また私の方は、ちょっと難しいと思っていたキャトルの操作に少しずつ慣れて、ひとりでもキャトルで出かけられるようになったのがすごく嬉しかったです。でもキャトル自体がウチの周辺の地域では目立つデザインなので、ちょっとだけ気恥ずかしい感じもしますが(笑)。 そして、今回お借りした中で、ふだん我が家で使うならコレ!と思ったのが・・・最終型のエクスプレス。よく見かける普通(?)の顔のエクスプレスもすごく好きなのですが、この最終型というのがなかなかの乗り味なんです。サンクのフルゴネットというよりはクリオのフルゴネット版という感じ。マニュアルということもあって、1.4Lでも力強く、少々の坂道はへっちゃら。ステアリングやシフトのフィーリングもとても 素直な感じがするし、もちろん荷室が広いから荷物はバンバン入っちゃいます。小型ハッチバックに慣れている私にはちょっと大きくて車庫入れしづらいかなぁと思ったのですが、けっこう見切りがよくて、意外に入れやすいことが判明。これが製産されたばかりの時期は、きっとあの顔に批判もあったことだろうと思いますが、私はそれがかえって面白くてすっかり気に入ってしまいました。ただここで一言。今はこれ以上増やすわけにはいきませんし、かといって減らすクルマも見あたりません。まぁ、いずれ老後の楽しみにでも・・・(笑)。 そんなこんなで、うちの車庫ではこのひと冬のあいだ、あれこれクルマが入れ替わってました。ご近所の皆さんはさぞ妙な家と思っていらっしゃることでしょう。少なくとも、毎日うちの前を通って学校に通う小学生たちは不思議がっているようです。
さてさて、Oさん家でお世話になっていたパン吉、約半年後にまた我が家に帰ってきました。というのも、Oさんがついにご自分のパンダを所有されることとなったからです。パン吉ったら、どうやら仲間を呼び寄せちゃったみたい。むふふ。しかもOさんがお決めになったのは、夫が一番最初に乗ったパンダと同じタイプであるWサンルーフ付の白。我が家にとっても非常に嬉しいできごととなりました。 |
|||