愛蔵盤級 | サウンドトラック | ||||||||||||||||||||||||||||
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商品番号:COCX−33022 | コロンビア ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||
ヤマトブーム真っ只中に製作されたアルバムである。映画は400万人を動員する空前のヒットとなり、このアルバムによってオーケストラ・サウンドに引き込まれた子どもも多かったという(私自身がまさにその一人であった)。ヤマトでは映画音楽のサウンドトラックとしてアルバムが製作されているが、実際に映画で使われる音源は少なく、映画のイメージアルバムとして送り出されていた。本編中に使われた音楽は、BGM用として別のテイクが録音されたのである。 こうしたことから、ヤマトの音楽アルバムは、スタジオ録音とはいえ純音楽としてのオーケストラ・サウンドを指向した仕上がりになっている。重厚な響きとホールトーン、丁寧に配置されたステージレイアウトなど、製作者の良心とこだわりが伝わってくる。このころから、ヤマトの音楽はシンフォニック・ポップスなどと宣伝されるようになり、大人から子どもまでが気軽にオーケストラを楽しめる環境が作られて行った。 このアルバムには、名ドラマーの村上ポンタ秀一やピアニストの羽田健太郎、そしてマリンバ奏者の安部圭子までもが参加している。 武蔵野音楽大学のパイプオルガンを使った楽曲「白色彗星」は、スクリーンを離れても後世に残るであろう名曲である。 |
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愛蔵盤級 |