文化財級 | 交響曲 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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商品番号:468 494−2 | デッカ ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||
指揮者が目の前の奏者を見るかのように、オーケストラを極端に近接して捉えた音像である。ホールトーンはほとんど感じ取ることはできない。反面、各楽器の音が赤裸々に捉えられていて、リアリティの極みといえる。オーケストラの壮大な音像表現とは正反対の、生々しく迫り来る音の放射である。 同じゾフィエンザールで同じウィーンPoを録音しても、デッカの中で物によってこれほど音像表現に違いがあるのは、それぞれが試行錯誤と実験の繰り返しだとすれば、興味が尽きない。 この録音がメータのデッカでのキャリアの始まりと言われている。この後メータはロスアンゼンルPoとの黄金期を築くことになる。ショルティ・メータの二大看板が生まれた記念碑的な録音として価値のある一枚である。 |
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文化財級 |