| 作曲家 | ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン |
| 曲名 | 交響曲第６番ヘ長調「田園」 |
| 指揮 | フリッツ・ライナー |
| 演奏 | シカゴ交響楽団 |
| 録音 | １９６１．４．１０ シカゴ・オーケストラ・ホール |
| プロデューサー | リチャード・モア |
| エンジニア | ルイス・レイトン |
| 評価項目 | 評価内容 |
|---|---|
| ホールトーン | ７ |
| ステージレイアウト | ８ |
| リアリティ | ８ |
| クオリティ | ７ |
| ダイナミックス | ８ |
| 平均点 | ７．６ |
大編成の曲ではなく古典的な楽曲のため、ダイナミックレンジは余裕を残してオーケストラを捉えている。弦楽器と木管楽器が前面にクローズアップしたオーケストライメージで、各楽器を近接的に狙っているためホールトーンはあまり感じられないが、空気感は充分に含まれている。
１楽章から３楽章までは生々しい音像表現として聴くことができるが、４楽章の「嵐」では、音像が飽和状態に陥り聴きづらさを感じるのは否定できない。音質そのものが損なわれてはいないので、若干のボリュウム調整で対応できる。
