| 作曲家 | ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン |
| 曲名 | 交響曲第１番ハ長調 |
| 指揮 | 井上道義 |
| 演奏 | オーケストラ・アンサンブル金沢 |
| 録音 | ２００８．９．１０ 石川県立音楽堂 |
| プロデューサー | 武藤明彦 |
| エンジニア | 櫻井 卓 |
| その他 | Ｌｉｖｅ |
| 評価項目 | 評価内容 |
|---|---|
| ホールトーン | ９ |
| ステージレイアウト | ９ |
| リアリティ | ８ |
| クオリティ | ８ |
| ダイナミックス | ９ |
| 平均点 | ８．６ |
ライブではあるが、十分に考えられた条件の良い環境で録音されたものだと推察できる。
ホールトーンは空気感も良く、マイクの拾った残響がオーケストラにふくよかな広がりと伸びやかな柔らかさを与えている。
アンサンブルのつながりも良く、音像に濁りや圧迫感はない。美しくしなやかなオーケストラサウンドを楽しめる。
録音データを見ると、１日限りのライブ録音となっている。
リハーサルや複数のテイクを繋ぎ合わせていない、と理解ができるのだが、そうした潔さが、この録音の自然な「生」っぽさを失わせずにいられる要因となったのだと思う。
