文化財級 | 交響曲 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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商品番号:423 481-2 | グラモフォン ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
弦の存在を前面に出した音像表現であるが、管とのバランスを崩すことなくオーケストラ本来の響きに忠実である。各楽器は、広がりよりも中心に集められた感じで、リアリティが高い一方でホールトーンは薄い。荒削りな質感が、奏者のエネルギーとして伝わってくる。ピアノやフォルテ、クレッシェンドを強調気味に表現し、パンチのあるメリハリの利いた好演奏である。オーケストラのサイズや古典的解釈といった学術的な要素は意識されてはいないが、むしろ指揮者の純粋な音楽表現といえる。 この曲を聴くとプロコフィエフの「古典交響曲」が聞こえてくる。 |
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文化財級 |