愛蔵盤級 | 交響曲 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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商品番号:CD−861 ほか | BIS ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||
ホールトーンを効果的に含んだ透明感のあるオーケストラサウンドである。ステージと客席のほどよい距離感を持たせた音像表現で、ステージレイアウトも、楽器に近すぎないマイクアレンジによって自然なまとまりに仕上がっている。 一方、実存感の面ではそれがマイナスと感じてしまうことになり、各楽器の音がもう少し分離良くクリアに聴こえてほしいと思う。ダイナミックレンジは充分に広いため、オーケストラのTuttiで迫力不足になることはないが、トータルな仕上がりとしてはワンポイント収録の表現の難しさを感じる。 この録音は半年ほどの間に集中して行なわれた全集セッションの一つである。基本的に仕上がりに違いはないが、オーケストレーションに音像表現を合わせたようで、各々若干雰囲気が違う。あえて違いを評価すると、2番・3番・4番が曲想と音像表現がうまく合っていて、広々とした印象を受ける。 |
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愛蔵盤級 |