愛蔵盤級 交響曲
作曲家 ロベルト・シューマン
曲名 交響曲第1番変ロ長調「春」
/交響曲第4番ニ短調
指揮 レナード・バーンスタイン
演奏 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音 1984.10.14/1984.2.5
ムジーク・フェラインザール
プロデューサー ハンス・ウェーバー
エンジニア クラウス・シャイベ
その他 Live
評価項目 評価内容
ホールトーン
ステージレイアウト
リアリティ
クオリティ
ダイナミックス
平均点
商品番号:415274−2 グラモフォン ステレオ 
解説
マルチマイクによるライヴセッションである。過不足なく各楽器が捉えられ、まとまりの良いバランスでオーケストライメージが表現されている。音質面では、若干乾いた質感が気になるが、曲想の雰囲気には合っているかもしれない。生き生きと躍動的な音の粒立ちが耳当たりのよい響きを作っている。
集中して行なわれたチクルスの録音だが、それぞれ仕上がり具合は違っていて、1番と4番が同レベル。3番は一段高い評価を与えている。2番は、バーンスタインがどの曲よりも思い入れを持っている割には、その情念が伝わらない控えめな録音であった。とは言え、前シリーズのブラームス全集よりは格段に仕上がりが良くなっていて、オーケストラの熱気や音楽の息吹を積極的に伝えている。
愛蔵盤級