| 作曲家 | ニコライ・リムスキー＝コルサコフ |
| 曲名 | 交響組曲「シェエラザード」 |
| 指揮 | アンドレ・プレヴィン |
| 演奏 | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
| ｓｏｌｏ ｖｉｏｌｉｎ ライナー・キュッヘル | |
| 録音 | １９８１．１２ ウィーン |
| プロデューサー | 記載なし |
| エンジニア | 記載なし |
| 評価項目 | 評価内容 |
|---|---|
| ホールトーン | ８ |
| ステージレイアウト | ７ |
| リアリティ | ７ |
| クオリティ | ８ |
| ダイナミックス | ７ |
| 平均点 | ７．４ |
この録音では、ソロ楽器の扱いに特徴が見られる。まず物語の進行役となるメインのヴァイオリン・ソロは、オーケストラの全体のバランスからは外れているが、明瞭にクローズアップされ、キュッヘルの柔らかく耽美な音が気持ちよく響く。その他、フルート・オーボエ・ファゴットなどのソロも、若干浮き立たせたバランスに仕上げている。これらのソロ楽器は、ジャケットにも名前が記載されていて（エンジニアやプロデューサーの名前は載ってないのに）、この録音の一つの主張として挙げられる。
それ以外のリアリティやクオリティは平均的で、このレーベルとしては過不足ないものと評価できる。
