愛蔵盤級 交響曲
作曲家 アルベルト・ルーセル
曲名 交響曲第3番ト短調
指揮 レナード・バーンスタイン
演奏 ニューヨーク・フィルハーモニック
録音 1961.9.25 マンハッタン・センター
プロデューサー ジョン・マックルーア
エンジニア
評価項目 評価内容
ホールトーン
ステージレイアウト
リアリティ
クオリティ
ダイナミックス
平均点 8.2
商品番号:MHK 62352 ソニー(CBS) ステレオ
解説
ボストン交響楽団からの委嘱作品であり、バーンスタインはこの曲を2度録音している。1度目となるこの録音は、ホールの空間を生かした華やかな響きを捉えている。マンハッタン・センターはデッカにおけるゾフィエンザールと同じ位置づけで、ステージではなく床面を生かしたセッティングが主なパターンである。CBSでの録音は、コンサートホールのステージ録音よりも、こうしたフロア録音の方が、仕上がりの良いものが多い。
各楽器は若干小振りな音像であるが、弦セクション、管セクション、それぞれのつながりや音量的なバランスは良好で、まとまりの良い音像表現に仕上がっている。
音質面では古さは否めないものの、金管の突き上げるような鋭いffなどが強調され、迫力のあるオーケストラサウンドが展開する。
愛蔵盤級