文化財級 | 管弦楽曲 | ||||||||||||||||||||||||||||
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商品番号:410 145−2 | デッカ ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||
マルチマイクで各楽器をクリアに捉え、それをオーディオでの再生を意識した聴きごたえのするステージレイアウトに仕立てている。デジタル初期の、いかにもハイクオリティ・レコーディングだと見せ付けるかのような録音である。確かにそれ自体が技術力の成果だとも言えるが、最高の技術力によるアザトイ演出だともいえる。 音像は自然なオーケストライメージではないが、各楽器の定位はまずまずで、あるべき所にあるべき音がある、といった模範的な配置である。この曲の溢れかえるような音の洪水の中で、各楽器が響きに埋没したり混濁したりすることはなく、こうした音像の処理はさすがといえる。 しかし、目を見張るようなリアリティはなく、美しく響くオーケストラサウンドであるにもかかわらず、コンサートホールにいるような実存感は薄い。 |
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文化財級 |