文化財級 | 管弦楽曲 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||
商品番号:SMK 47625 | ソニー(CBS) ステレオ | ||||||||||||||||||||||||||||||
解説 | |||||||||||||||||||||||||||||||
オルガン協奏曲風の祝典曲である。サン=サーンスのオルガン交響曲やレスピーギのローマ三部作など、オルガンとオーケストラの融合は、聴くものを音響の興奮に包み込んでくれる。一方、オーディオ再生においてオルガンは、ピアノに次いで扱いの難しい楽器で、その広大なダイナミックレンジを余すところなく捉えることは不可能と言ってよい。ましてや家庭でのオーディオ再生で、その生々しさを感じることはできないだろう。 そう考えると、ステレオ初期にここまでのレヴェルでオルガンを捉えたのは感心するし、そもそも、この時代にオルガン録音に挑んだエンジニアたちの自信と志に敬服する。 この曲は9分足らずの短い内容ではあるが、オルガンとオーケストラが有機的に結びつき、そして華やかで雄大なサウンドを楽しむことができる。録音は、冒頭からオルガンの力強い和音が重厚に響き、骨太で肉感のある音像を捉えてる。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||
文化財級 |